結婚をチラつかせて支配しようとする彼氏へ ~私、そんなに安くないんで~【初恋のイケメン】
娘・春香と彼氏・純也の馴れ初めを聞き、心にモヤモヤを抱える母・圭子。「付き合ってあげようか?」という純也の言葉に、親として引っかかりを覚えるのは当然かもしれません。今回は、そんな圭子の複雑な胸中に、春香の意外な過去が重なり合う話をご紹介いたします。
あらすじ
春香が仕事に出かけた後、自宅で一人になった圭子は、娘の彼氏である純也の言葉を思い出してモヤモヤしていました。「春香ももう26歳だし、男を見る目は養われているはず」と自分に言い聞かせますが、不安は拭えません。
気分転換に買い物へ出かけた圭子は、偶然にも春香の高校時代の同級生で、初恋の相手だった三浦太郎に遭遇します。アパレルショップで女性客を完璧な笑顔で接客する太郎の姿を見て、圭子は春香の「男を見る目」について、さらなる疑問を抱くことになります。そして、太郎が圭子に見せた顔は、完璧なイケメン紳士とはかけ離れたものでした。
見どころ
圭子の尽きないモヤモヤ
春香が会社へ向かった後、圭子の心には純也の「付き合ってあげようか?」という言葉が引っかかり続けます。娘の幸せを願う一方で、どこか上から目線の純也の態度に、親としての不安が募る圭子。「春香は大丈夫、男を見る目は養われているはず」と自分に言い聞かせるも、そのモヤモヤは晴れないのでした。
完璧な接客を見せる初恋相手・太郎
圭子が気分転換に訪れたアパレルショップで、偶然にも春香の高校時代の同級生・三浦太郎に遭遇します。女性客を相手に、完璧な笑顔と非の打ちどころのない紳士的な態度で接客する太郎の姿に、圭子は改めてそのイケメンぶりと礼儀正しさに感心します。しかし、そんな太郎の姿は、圭子に「春香には太郎という前科があるからな。男を見る目はないかもしれない…」と、さらに不安は増していくのでした。
太郎の豹変と衝撃の真実
女性客を見送り、顔を上げた太郎は、先ほどの完璧な笑顔とは打って変わって、圭子に対して冷たい表情を見せます。「何見てんのよ、おばば様」と言い放ち、その態度は豹変。さらに「演技じゃなくて、オ・シ・ゴ・ト!女性に夢を見させてあげるのがあたしの仕事なのよ♪」と悪びれる様子もなく言い放ち、うっかり「あたし」と口にしてしまいます。初恋の相手・太郎はゲイだったようですね。
▽ 春香の彼氏・純也へのモヤモヤを抱えながらも、娘の幸せを願う圭子。そんな中、偶然出会った春香の初恋の相手・太郎の完璧な接客ぶりと、その裏に隠された意外な素顔に驚かされます。圭子の「男を見る目はないかもしれない」という言葉が、今後の春香の恋愛にどう影響するのか、そして純也と太郎、それぞれの存在が春香の人生にどんな意味を持つのか、目が離せません。