結婚をチラつかせて支配しようとする彼氏へ ～私、そんなに安くないんで～【モヤモヤ】

誰もが一度は経験する就職活動。もし、そこで自分の夢を諦めることになったら、あなたはどうしますか？　そして、そんな心に隙ができたときに現れたのが、あなたを「結婚」で縛りつけようとする彼氏だったら？
これは夢破れ、自己肯定感が低くなってしまった主人公・春香が、そんなモヤモヤする彼氏との関係に直面する話。今回は春香と母親の恋バナをご紹介します。

あらすじ

春香から彼氏の存在を明かされた圭子は、興奮気味に純也について質問攻めにします。春香は、純也が会社の先輩で開発事業部のエースであること、頭が良くて信頼されていること、そしてランチをきっかけに交際が始まったことを打ち明けます。
しかし、告白の言葉が「付き合ってあげようか？」だったと聞き、圭子は怪訝な表情を浮かべます。春香も少し不安そうな様子を見せますが、圭子は「頭がいい人は言葉がキツい時がある」と、娘を安心させようと努めます。その後も純也の話を聞くにつれ、圭子の胸には大きなモヤモヤが募っていきますが、幸せそうな春香の顔を見て、結局何も言えないのでした。

見どころ

圭子の彼氏への前のめりな質問攻め

春香の彼氏告白に、圭子はいきなり前のめりになります。テーブルに並べられたおつまみを楽しみながらも、その口からは純也への質問が次々と飛び出します。「どんな人なの！？」「どこで知り合ったの？」「身長は？顔は？」と、まるで自分が恋をしているかのように前のめりな圭子の姿は、春香の幸せを願う親心と、どこかお茶目な一面が垣間見えますね。

春香の元彼・太郎を巡る母娘のやりとり

圭子は、春香の過去の恋愛経験から「春香には太郎との前科があるから心配だわ…」と口にします。これに対し春香は、「そんな言い方やめてよ！」と少しムッとした様子。圭子は慌てて弁解しつつも、どこか口ごもります。このやりとりから、春香の元彼・太郎の存在が、母娘の間に何らかのわだかまりを残していることが示唆されます。

圭子の胸に募る「モヤモヤ」の正体

純也の告白の言葉が「付き合ってあげようか？」だったと聞いた圭子は、怪訝な表情を浮かべます。春香も不安そうな様子を見せますが、圭子はひとまず「頭がいい人は言葉がキツい時がある」とフォローします。しかし、その後も純也の話を聞くほどに、圭子の胸には拭いきれない「モヤモヤ」が募っていくのでした。

▽ 純也と春香の馴れ初めを聞き、なんだかモヤモヤする圭子。ひとまず春香のために言いたいことを我慢したようですが、果たしてこの先どうなるのか？