結婚をチラつかせて支配しようとする彼氏へ ～私、そんなに安くないんで～【ゾッコンらぶ】

心に隙ができたときに現れた人が、あなたを「結婚」で縛りつけようとする彼氏だったら？これは自己肯定感が低くなってしまった主人公・春香が、そんなモヤモヤする彼氏との関係に直面する話。今回はそんな春香の母親とのやりとりをご紹介します。

あらすじ

温泉旅行から帰宅した母・圭子は、開口一番、部屋着でくつろぐ春香の姿にダメ出しを始めます。アクティブで派手好きな圭子にとって、地味でインドアな春香の休日の過ごし方は理解できないようです。
圭子は自身のモテた過去を語り、「女は男にチヤホヤされてなんぼ」だと主張。しかし春香が、夫を亡くしてから圭子が誰とも付き合わなかったことを指摘すると、圭子は「寛太（夫）よりいい男がいなかったから」と、亡き夫への変わらぬ「ゾッコン」な愛情を語り始めます。呆れる春香でしたが、そんな母に対し、自身にも彼氏がいることを打ち明けるのでした。

見どころ

母娘の対照的なライフスタイル

温泉旅行から帰ってきたばかりの圭子は、大量のお土産を抱えながらも元気いっぱいです。一方、家でくつろぐ春香は、ヨレヨレの部屋着にスッピンというリラックスした姿。圭子から「年頃の娘が信じられない！」と呆れられるほど、二人のライフスタイルは対照的。

圭子の亡き夫への「ゾッコン」な愛情

「嫁が旦那に操を立てるのは当然」と言い放つ圭子ですが、春香に「自分だって誰とも付き合わなかったくせに」と指摘されると、亡き夫・寛太への揺るぎない愛情を語り始めます。「寛太よりいい男がいなかったから」と語る圭子の表情は、まさに「ゾッコン」という言葉がぴったり。彼女の恋愛観の根底にある、一途で情熱的な愛の形が垣間見えます。

春香が彼氏の存在を告白

圭子から「26歳にもなって彼氏の1人も作らずに…」と嘆かれ、ついには「愛の素晴らしさを知る前にどっこいしょおばさんになっちゃうわよ！」とまで言われた春香。最初は苦笑いしていましたが、圭子の言葉に刺激されたのか、小声で「半年前から付き合っている人がいる」と告白します。

▽ 休日に部屋で趣味に没頭する春香と、アクティブでモテ期を自慢する母・圭子。二人の対照的な姿が描かれる中で、圭子の亡き夫への「ゾッコン」な愛情が印象的でした。そんな母に影響を受けつつも、自分らしいペースで恋愛を進める春香。突然の彼氏告白に圭子も驚きです！