結婚をチラつかせて支配しようとする彼氏へ ~私、そんなに安くないんで~【マザコン確定です】
誰もが一度は経験する就職活動。もし、そこで自分の夢を諦めることになったら、あなたはどうしますか? そして、そんな心に隙ができたときに現れたのが、あなたを「結婚」で縛りつけようとする彼氏だったら?
今回ご紹介するのは、夢破れ、自己肯定感が低くなってしまった主人公・春香が、そんなモヤモヤする彼氏との関係に直面する話をご紹介いたします。果たして春香は、彼の支配から抜け出し、自分らしい幸せを見つけることができるのでしょうか。
あらすじ
春香と純也のデート中、純也は自身の仕事の功績を自慢し、母親を「女性の鑑」だと絶賛します。彼の母親が結婚と同時に仕事を辞め、家事と子育てに専念したことを誇らしげに語り、純也は働く女性を蔑みます。
春香はそんな純也がマザコンなのではないかと疑念を抱き始めるのでした。さらに純也は春香に対し、容姿や母子家庭であることを見下す発言を繰り返し、人より優れた部分が必要だと指摘するのでした。
見どころ
純也の自慢の母親
純也が自身の仕事の功績は母親の教育が良かったからと豪語します。彼の強い自己愛と、母親への過剰な崇拝が描かれています。母親のことを誇らしげに語る純也の姿は、彼が理想とする女性像が、まさに母親だという証拠ですね。
純也の女性蔑視発言
専業主婦だった母親に対して、「低学歴の大したキャリアも持たない女がワーママだの、家事分担だの叫んでるのを見ると反吐が出るね」と、働く女性を露骨に蔑視する発言をする純也。彼の極端な言葉に春香も「そうだね…」と苦笑いすることしかできません。
エスカレートする純也の言葉
春香が母子家庭であることを「人よりリスクを抱えてる」と言い放ち、「人より優れた部分が必要なんだ」と指摘するに至っては、春香がフォークとナイフを持つ手を握りしめ、「もしかして私、バカにされてるの?」と憤るのも当然でしょう。この言動が、春香の純也に対する感情を決定的に冷めさせることになります。
▽ 自分の母親を理想の女性と盲信し、それ以外の女性を蔑む純也の「マザコン」ぶりが露呈しました。さらに、春香の容姿や出自まで見下す発言の数々は、彼女の心を深く傷つけました。結婚をチラつかせて支配しようとする純也の魂胆は明らかですが、春香がこの支配からどう抜け出し、自分らしい幸せを掴むことができるのか、その行く末から目が離せません。