双子の娘より飲み会が大事!? 親の自覚がない夫を懲らしめた話【なぁなぁにして飲み会へ…】
子どもが生まれたら、自分の趣味より家族を優先してほしいと願うのは当然のこと。しかし、中にはなかなか親の自覚を持ってくれない夫もいるものです。今回は、お酒と飲み会が大好きな夫・洋介と、双子を授かった妻・茜のお話。出産の際も飲み会を優先して駆けつけなかった洋介でしたが、いよいよ育児が始まり……。
あらすじ
双子出産時、酒臭い姿で遅れて病院に来た洋介は「しばらく飲みはやめる」と反省を口にしました。しかし、娘たちが生後3か月になった頃、洋介は友人と上司の祝いの席を理由に飲み会への参加を懇願。
結局、強引に飲みに行き、その後は直前にLINEで飲みに行くことを報告をするようになりました。茜は疲弊する双子育児の中で離婚を考えますが、物理的な余裕がなく踏み切れません。そうして3年が経ち、双子は七五三の時期を迎えるのでした。
見どころ
洋介の「しばらく飲みはやめる」宣言
双子の出産時に泥酔して現れたことを反省した洋介は、「もうしばらく飲みはやめる!」と茜に誓います。しかし、茜は「そこは『完全にやめる』では?」と内心で疑問を抱きます。この洋介の言葉は、その場しのぎの反省であり、本気で飲み会をやめるつもりはなさそうですね。茜の鋭い洞察力が光ります。
洋介の強引な飲み会参加
娘たちが生後3か月になった頃、洋介は「友人も上司も、お祝いの席を設けたいってずっと言ってくれてたんだよ」と、強引に飲み会参加を決めます。茜の育児への不慣れや疲れをよそに、自分の都合を押し通す洋介の姿に、茜の失望は深まります。
茜の心境「離婚かな…」
洋介が面と向かっては言わず、LINEで飲み会の報告をするようになったことに、茜は大きなため息をつきます。「いくら育児をしてるからって自分だけ飲み歩くなんて最低じゃん」「こっちはずっと双子育児で疲弊してるのに…」「こんな夫とは、もう離婚かな…」と、茜の心の中には離婚の文字が明確に浮かび上がっています。しかし双子育児の大変さと、実家が遠いという物理的な問題から、すぐに離婚に踏み切れない茜なのでした。
▽ 結局、飲み会は再開してしまったようです。茜は離婚を考えつつも、双子を抱えていては、生活に余裕があるわけもないですよね……。