双子の娘より飲み会が大事!? 親の自覚がない夫を懲らしめた話【妻の妊娠中にも…】
「パパになるんだから、飲み歩かないでね?」そう釘を刺したはずなのに、なぜかまた飲み会ばかり…そんな経験はありませんか?子供を授かっても、なかなか親の自覚を持ってくれないパートナーに悩むのは、あるあるなのかもしれません。
今回ご紹介するのは、お酒と飲み会が大好きな夫・洋介と、彼の子を授かった妻・茜の話です。双子を妊娠し、心身ともに大変な時期に、夫の行動は一体どうなっていくのでしょうか。
あらすじ
茜と洋介夫婦は、待望の子供を授かりました。お酒と飲み会が大好きな洋介に、茜はパパになるのだから飲み歩かないでほしいと釘を刺し、洋介も快諾します。
しかし、お腹の子が双子だと判明し、二人で喜び合ったのも束の間、洋介は妊娠判明で盛り上がっていた気持ちが落ち着いたのか、また「飲みに行く」日々が始まってしまいます。定期健診がある週にも飲みに行こうとする洋介に、茜は「私、妊娠中なんだよ?」「家にいてほしい」と訴えますが、洋介は「同僚と飲んでるだけ」「心配し過ぎだって」と軽くあしらいます。万一の時は電話くれたらすぐ帰ると言う洋介ですが、茜は彼が飲み会に夢中で電話に気づかないことも多いと不満を募らせます。
それでも、子どもたちの名前を考えて喜ぶ洋介の姿を見て、茜は「これだけ楽しみにしてくれてるんだもん、さすがに生まれたら行動も考えるでしょ」と前向きに考えるのでした。
見どころ
夫・洋介の言葉と行動のギャップ
子どもを授かった喜びを二人で分かち合ったはずが、数か月後には洋介が平然と「飲みに行く」日々に戻っているシーンは、洋介の無責任さを際立たせます。妊娠中の茜が「今週、定期健診があるのに…」と困り顔を見せるにもかかわらず、洋介はどこ吹く風。口では「もちろん!」と約束したにも関わらず、行動が伴わない洋介の姿は、今後の夫婦関係に暗雲が立ち込めていることを示唆しています。
妊娠中の妻の苦悩と夫の無理解
双子を妊娠し、大事を取って早めに休職している茜が、つわりは落ち着いたとはいえ、体がしんどい時が多いことを内心で嘆く姿は、多くの妊婦さんの共感を呼ぶでしょう。洋介もそのことを知っているにもかかわらず、家事の手伝いをせず、自分の飲み会を優先する態度には、憤りを感じるはずです。「洋介にも、家のこととか手伝ってほしいのに…」という茜の心の声が、彼女の孤独感をより一層際立たせています。
希望と不安が入り混じる茜の心情
「万一のときは、電話くれたらすぐ帰るよ」と楽観的に言う洋介に対し、茜が「かけても飲み会に夢中で、気付かないことも多いくせに…」と不満と不安を募らせるシーンは、夫婦間のすれ違いを描いています。
しかし、子どもたちの名前を考え、楽しそうにしている洋介の姿を見て、茜が「これだけ楽しみにしてくれてるんだもん、さすがに生まれたら行動も考えるでしょ」と前向きに考えようとする姿は、彼女の健気さと、それでも夫に期待してしまう複雑な心情を表しており、胸を締め付けます。
▽ 洋介は結局また、飲みに行ってしまうようになったようです。困ったものですね。子どもが生まれてくれば変わるのでしょうか……?双子を妊娠し、心身ともに負担が大きい茜に寄り添おうとしない洋介の無自覚な行動は、多くの女性が抱える夫への不満と重なることでしょう。果たして、洋介は親としての自覚を持つことができるのか、そして茜は平穏な出産と育児を迎えられるのでしょうか。