やめて!旦那を飲みに誘う上司にドン引きした話【夫婦と娘の幸せな生活】
仕事か、家庭か——。そんな二択を迫られる場面が、予期せぬかたちでやってくることがあります。
愛する妻と娘との暮らしを何より大切にしてきた新米パパ・誠。だけどそこへ余計な誘いをしてくる人が出現することも……。それが上の立場の人だと断りづらくて厄介なものです。今回は「旦那を飲みに誘う上司にドン引きした話」の中から夫婦と娘の幸せな生活をご紹介します。
あらすじ
村田誠、27歳。最近娘のナツキが生まれたばかりの新米パパです。会社員として働く誠は、毎日定時で上がり、頼まれた買い物を済ませて真っ直ぐ家に帰ります。玄関では、妻の菜々子が愛らしい娘のナツキを抱いて迎え入れてくれる——そんなささやかな幸せを噛みしめながら日々を過ごしていました。
週末には、誠も積極的に育児に参加します。ミルクをあげた後は、哺乳瓶を洗うのも自分の役目。平日は菜々子に任せきりだから、せめて休みの日くらいは力になりたい。そんな誠の気持ちに、菜々子も「誠くんがナツキを一緒に育ててくれる人で良かったな」と笑顔で応じます。誠はその言葉に照れながらも、温かな幸福を感じるのでした。
しかし、そんな穏やかな育児生活に水を差す存在が一人。ソファでくつろいでいた誠のスマホに届いたのは、上司・石井からのLINE。「今度、飲みに行こう! 出産祝いとして奢るよ!」という一見ありがたい誘い。でも、誠の表情には複雑な影が落ちるのでした。
見どころ
幸せな家族の日常
ナツキを抱いた菜々子に優しく寄り添う誠。絵に描いたような、暖かく穏やかな家族です。この平和な日常に訪れる“ちょっとした波紋”とは……?
育児に真剣な夫の姿
「平日はずっと菜々子に任せきりだから、休みの日くらいはやれることをやりたい」。そんな誠のセリフに、夫として・父としての誠実さがにじみ出ています。現代の子育て夫婦にとって理想的なパートナー像ですよね。
思わぬ“敵”の出現
育児に奮闘する誠の前に立ちはだかるのは、悪意のある存在ではなく、好意からの“お誘い”。だからこそ厄介で、断りづらい。LINEを見た誠の表情が、その葛藤を静かに物語ります。
▽ 誠はとても協力的で、家族思いの素敵なパパ。けれど、そんな誠の育児生活に、職場という外の世界から“揺さぶり”がやってきます。上司の誘いをどう断るのか? 家族との時間を守り抜けるのでしょうか。