やめて!旦那を飲みに誘う上司にドン引きした話【課長の悪い噂】
夫と二人で協力して育児ができることは理想的ですが、そこに予期せぬ誘惑が舞い込むと、平穏な日常が揺らぐこともありますよね。特に、上の立場の人からの誘いは断りづらく、厄介なものです。今回は、新生児の育児に奮闘する夫が、強引な上司からの飲み会の誘いに困惑する、「やめて!旦那を飲みに誘う上司にドン引きした話」をご紹介します。
あらすじ
会社の同期である南原と話していた誠は、南原も石井課長から飲みに誘われていたことを知ります。しかも、誠の家には新生児がいると知っていながらの誘いに、南原は呆れを隠せません。南原によると、石井課長は自身の妻が出産した際も、家事や育児を手伝わずに飲み歩いていた過去があるようです。その結果、子どもが成人したら熟年離婚されそうだと噂されていると聞き、誠は驚きを隠せません。南原は誠に、家庭を優先して石井課長との付き合いを避けるよう忠告します。誠は改めて、上司からの誘いを断る決意を固めました。その日の夕方、誠は喫煙所の前で石井課長に呼び止められます。再び飲みの誘いを受ける誠でしたが、今度こそきっぱりと「まだ産まれたばかりの子がいるので、夜家を空けるのは無理です」と断ります。しかし石井課長は、誠の返答に不満そうな顔を見せるのでした。
見どころ
石井課長の驚くべき過去と「熟年離婚」の噂
同期の南原から、石井課長が自身の出産直後、妻が里帰りもしていないにもかかわらず、家事や育児を手伝うどころか平気で飲み歩いていたという過去を聞かされる誠。
さらに、それが原因で「子どもが成人したら熟年離婚されそう」という悪いうわさまであることを知ります。この情報は、石井課長の育児への無理解が今に始まったことではなく、長年の悪癖であることを示しており、強い嫌悪感を抱かせるでしょう。
喫煙所の煙と誘いの言葉
喫煙所から出てきた石井課長がまとう煙草の臭いが、誠の嫌悪感を煽ります。誠が煙草の臭いを苦手としていることも相まって、石井課長の存在そのものが誠にとって不快なものとして描かれています。煙草の煙は、石井課長の誘いが誠にとってどれほど煙たいものであるかを象徴しているようです。
古すぎる価値観
きっぱりと断る誠に対し、石井課長は「はぁ?」「お前も令和の男ってやつか?」「なよなよしやがって…」「そんなことじゃ、立派な一家の大黒柱にはなれないぞ」と、時代錯誤な価値観を押し付けてきます。部下の家庭の事情や現代の働き方への理解が全くなく、自分の価値観を一方的に押し付ける石井課長の姿は、呆れと苛立ちを感じさせるでしょう。
▽ こんな悪いうわさまで聞いてしまったら、石井課長とはもっと関わりたくなくなりますよね。しかし、石井課長はまだめげないようです。彼の古すぎる価値観が、どのようなトラブルを招くのでしょうか。