やめて！旦那を飲みに誘う上司にドン引きした話【困ったお誘い】

夫と二人で協力して育児ができることは理想的ですが、そこに予期せぬ誘惑が舞い込むと、平穏な日常が揺らぐこともありますよね。特に、上の立場の人からの誘いは断りづらく、厄介なものです。今回は、新生児の育児に奮闘する夫が、強引な上司からの飲み会の誘いに困惑する、「やめて！旦那を飲みに誘う上司にドン引きした話」をご紹介します。

あらすじ

妻と協力して育児に励む誠は、平和な育児生活を送っていました。しかし、彼の部署の課長である石井は、酒好きで飲み会も大好きな上司。
出産祝いだと称して誠を飲みに誘ってきます。誠は娘が生まれたばかりで夜は空けられないと丁重に断りますが、石井は「数時間飲むくらい平気だって」「尻に敷かれるのかー？」などと強引に誘い、話は通じません。一度はLINEのやり取りが終わったものの、完全に断れたか微妙な状況に誠は困り果てます。
そんな誠の様子に気づいた妻の菜々子が話を聞くと、実は石井課長からの飲み会の誘いは、菜々子が臨月の頃から頻繁にあったことが判明するのでした。

見どころ

石井課長の「困ったお誘い」

石井課長は、「出産祝いとして奢るよ！」と、誠を飲み会に誘いますが、誠は「出産祝いって言うけど…課長が飲みたいだけだろ」と、その本音を見抜いています。過去の飲み会の様子からも、石井課長が部下を強引に誘い、迷惑がられている様子が伺えます。
誠が新生児の育児で多忙であることを伝えても、「数時間飲むくらい平気だって」「尻に敷かれるのかー？」と、聞く耳を持たない石井課長の身勝手な誘いは、強い不快感を与えるでしょう。

誠の葛藤と妻への配慮

直属の上司であり、世話になっている石井課長の誘いを断りづらいと感じる誠。しかし、「でも今は、ナツキと菜々子を大事にしたいから」と、家族を優先する強い意志を見せ、心を決めて丁寧な言葉で返信します。誠が家族を大切に思う気持ちと、上司との板挟みで悩む葛藤がリアルに描かれており、共感を呼びます。

妻・菜々子の理解と上司への不信感

誠が飲み会の誘いに困っていることに気づいた妻の菜々子は、優しく話を聞き、その誘いが今回に限ったことではないことを把握しています。「臨月のときもだったよね」「無理ですって何度も断ったのにあの時もしつこかった」という菜々子の言葉は、石井課長の強引な誘いが、誠だけでなく菜々子にもストレスを与えていたことを明らかにします。夫婦で協力して育児に臨む中で、家族の時間を奪おうとする石井課長への不信感が募るシーンです。

▽ 新生児がいる家庭への飲み会の誘いは、少々配慮に欠けるものですよね。しかも、それが一度や二度ではないとなると、誠も菜々子も困惑するばかりでしょう。石井課長は、この状況を理解し、彼らを解放してくれるのでしょうか。