このままじゃ一生子どもを抱けない? 義母に子どもを奪われた話【復帰と出張】

2025.05.10

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

孫を可愛がるお義母さんの存在はありがたいけれど、時にはその愛情が重荷になることもありますよね。ましてや、一番頼りになるはずの夫が味方になってくれないとしたら……。今回は、そんな孤独な戦いを強いられる女性を描いた「このままじゃ一生子どもを抱けない? 義母に子どもを奪われた話」の話をご紹介します。


あらすじ

育休から明け、職場復帰を果たした佐伯鈴さん。1歳2か月になる息子・陽翔くんの慣らし保育を終え、仕事と育児の両立に追われる日々を送っていました。そんな中、夫の拓真さんから告げられたのは、予期せぬ1か月の長期出張。よりによってこのタイミングでの不在に、鈴さんは不安を覚えます。
入園式を控えている陽翔くんのために、少しでも支えになってほしいと願う鈴さんでしたが、拓真さんの言葉は冷たく、まるで育児に無関心。夫婦の間に溝ができ始めているのを感じます。
出張から2週間後、拓真さんからの連絡は「出張、1か月になった」という短いものでした。一方、拓真さんは出張を隠れ蓑に、何か別のことを企んでいる様子。そんな中、鈴さんの家のインターホンが鳴ります。ドアを開けると、そこに立っていたのはにこやかな義母・和江さんでした。同じ頃、拓真さんの滞在するホテルにも、若い女性・リサが訪れて……。それぞれの思惑が絡み合う、波乱の幕開けです。

見どころ

すれ違う夫婦の気持ち

陽翔くんの入園式を控えている鈴さんは、少しでも側にいて支えてほしいと拓真さんに伝えます。しかし、拓真さんの反応は冷ややか。「1歳なんて記憶に残らないから別にいいだろ」と、まるで他人事のような言葉に、鈴さんの心は深く傷つきます。「そっちが仕事辞めないから、自分で自分の首絞めてるんだろ」という追い打ちのような言葉に、結婚前に話し合ったはずの二人の気持ちは、いつの間にかすれ違ってしまっていたようです。

それぞれの思惑

出張から2週間。拓真さんからのLINEには「出張、1か月になった」と事務的なメッセージだけが届きます。育児の大変さを理解してくれない夫への不満が募る鈴さん。「また明日から一緒に頑張ろうね、陽翔!」と、不安を押し殺して息子に語りかけます。
一方、ビジネスホテルでメッセージを送る拓真さんは、「ま、もともと帰る気なんてほぼないしな」と冷たい言葉を呟くのでした。出張は、慣れない保育園生活で大変な思いをするであろう鈴さんから逃げるための口実だったのです。

突然の訪問者

「あと2週間乗り切るぞー」と気合を入れる鈴さんと、「あと2週間羽伸ばそうー」と開放感を味わう拓真さん。そんな二人のもとに、同時にインターホンが鳴り響きます。「ん?誰だろ」と不思議そうな鈴さんと、「お」と何かを期待するような拓真さん。ドアを開けると、そこには笑顔の義母・和江さんの姿が。「お義母さん…!?」と驚く鈴さん。そして、拓真さんのホテルのドアを開けた先には、若い女性・リサさんが。「遅いぞ、リサ」と声をかける拓真さんの表情は、どこか得意げです。何も知らずに笑顔を見せるリサさん。一体、何が起こっているのでしょうか――。

▽ 鈴さんの頑張りとは裏腹に、夫の拓真さんは出張を良いことに、何か企んでいる様子。そこに現れた義母と若い女性は、一体どのような関係なのでしょうか。それぞれの思惑が交錯する中で、鈴さんはこれからどのような困難に立ち向かっていくことになるのでしょうか。

2025.05.10

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Googirl編集部

女子力向上をめざす応援サイト! オシャレ、美容、恋愛など海外の最新ニュースを毎日配信!