このままじゃ一生子どもを抱けない? 義母に子どもを奪われた話【お久しぶりです】
孫を溺愛する義母に子どもを奪われ、さらに夫が味方になってくれない状況に追い込まれた主人公・鈴。今回は、そんな絶望的な状況に直面した彼女が、愛する息子を取り戻すため奮闘する話をご紹介いたします。
あらすじ
公園での騒ぎを受け、警察署で話し合いが始まります。警察官は義母の和江に「ご両親に無断で連れ出したら誘拐ですよ」と諭します。しかし和江は「親権は息子のもの」「今頃離婚しているはず」とデタラメを叫び、鈴が保育園の退園届が受理されていないと反論するとたじろぎます。
それでも和江は「孫を取られた」「仕事ばかりのダメな嫁に」と鈴を罵り、拓真に電話をかけ「陽翔が誘拐された!」と叫びます。警察官がスマホに手を伸ばそうとしたその時、ある男性が現れ、和江のスマホをスッと取り上げ、「お久しぶりです。結婚式以来…ですかね。今瀬です。鈴さんの亡くなったお父様の後輩で…弁護士の」と、自身の身分を明かすのでした。
見どころ
和江の錯乱
警察署で、警察官が和江に「いくらお孫さんでもご両親に無断で連れ出したら誘拐なんですよ」と、優しくもはっきりと諭してくれました。しかし、和江は「親権は息子のもの」「今頃離婚しているはず」と、自分の都合の良いように事実を歪め、デタラメな主張を叫び続けるのでした。
和江の「悲劇のヒロイン」ぶり
和江は、警察官と鈴に追い詰められ、「私は孫を取られたのよ!」と、自分を「悲劇のヒロイン」であるかのように言い放ちます。そして、スマホを取り出し、拓真に電話をかけ「拓真、助けて!陽翔が取られたの!誘拐よ!」と叫びます。
謎の男性の正体
和江が拓真に電話をかけ、助けを求めるように叫んでいる最中、スッと和江のスマホを取り上げる人物が現れます。「お久しぶりです」「今瀬です。鈴さんの亡くなったお父様の後輩で…弁護士の」と、その人物が弁護士であり、鈴の亡き父の後輩であることが明かされました。公園での騒ぎに居合わせた謎の男性の正体が明らかになり、彼が鈴の強力な味方として現れたようです。
▽ 謎の男性の正体がわかりましたね! 身寄りのなかった鈴に、こんな知り合いがいたとは。拓真は知っていたはずですが、鈴を見くびっていたのか、今瀬の存在を忘れていたのか……。