このままじゃ一生子どもを抱けない？　義母に子どもを奪われた話【誘拐犯は誰？】

孫を溺愛する義母…可愛がってくれるのはありがたいけれど、度が過ぎると困ってしまいますよね。それに加え夫が味方でいてくれないと、1人で戦わなくてはいけません。　今回ご紹介するのは、そんな状況に陥った主人公・鈴のお話です。
最愛の息子を義母に連れ去られ、夫は不倫をしていて……？

あらすじ

夫・拓真の策略により義母に連れ去られた息子・陽翔を取り戻すため、電車と夜行バスを乗り継ぎ、義母の田舎の家まで辿り着いた鈴。インターホンを何度も押すも応答はなく、玄関の引き戸に手をかけると鍵が開いていました。家の中はもぬけの殻。外へ出て近所を探し回る鈴は、公園で砂場で遊ぶ陽翔と、近くのベンチに座って見守る義母を発見します。「陽翔！！」と叫び駆け寄る鈴。その声に気づいた義母は、陽翔を鈴から遠ざけようと間に割って入ります。しかし、陽翔は「ママだ」と和江の抱っこから自力で降りて鈴の元へ向かおうとします。しかし周囲の親子の視線を感じた和江は、咄嗟に「誘拐犯よ！助けて！」と叫ぶのでした。

見どころ

鈴の「陽翔を取り戻す」執念

義母の家がもぬけの殻だったことに気づいた鈴は、陽翔が近くにいるはずだと確信し、必死で近所を探し回ります。走って公園へ向かい、砂場で遊ぶ陽翔の姿を見つけました！

和江の阻止行動

鈴の叫び声に気づいた義母・和江は、サッと陽翔と鈴の間に入り、陽翔を抱き上げ逃げるように公園を離れようとします。しかし、抱き上げられた陽翔は「ママだ」と鈴の顔を見つけるのでした。

和江の「誘拐犯」という叫び

ママに気づいた陽翔が和江の抱っこから降りて鈴の元へ行こうとした時、周囲の親子の視線に気づいた和江は、咄嗟に「誘拐犯よ！助けて！」と大声で叫びます。鈴を悪者に仕立て上げようとする必死な策にしても、ひどいですね……。

▽ いくら懐いているからといったって、陽翔にとってはママが一番です。