このままじゃ一生子どもを抱けない？　義母に子どもを奪われた話【作戦のキッカケ】

孫を溺愛する義母…可愛がってくれるのはありがたいけれど、度が過ぎると困ってしまいますよね。ましてや、夫が味方になってくれず、一人でその状況と戦わなければならないとしたら…？　今回ご紹介するのは、そんな状況に陥った主人公・鈴のお話です。
最愛の息子を義母に連れ去られ、夫は不倫をしていて……？

あらすじ

仕事のトラブルでイライラする拓真は、不倫相手リサの泣き言がきっかけで、陽翔を母親に育てさせて、妻と離婚する計画を立てます。鈴が寝込んだ隙に陽翔を母親に連れ出させることに成功した拓真は、リサに「子どもは俺の母親が育てる」「お前は俺の子だけの母親でいい」と語り優越感に浸ります。しかし、その会話はベビーモニターに録画されていました。さらに2日後、母親の和江からは「陽翔が誘拐された！」と叫び声の電話がかかってくるのでした。

見どころ

リサの「泣き言」が拓真を動かすきっかけ

不倫相手のリサが「ママが不倫してるんじゃないかって疑ってるの」と、悲劇のヒロインぶって泣き出し、拓真は今回の「強引な最終作戦」に踏み切ったようです。拓真がリサを必死になだめ、「妻とはすぐ離婚できるから！　子供だって引き取らなくていいんだよ！」と安請け合いする姿は、彼の自己中心性と、不倫関係を維持するためなら何でもする浅はかさを露呈しています。

拓真の身勝手な計画

リサとの電話で、拓真が「リサは俺との子供だけの母親になってくれればいいんだから」と、自分だけの将来設計を語ります。自分の都合の良いように家族を駒のように扱い、陽翔を母親に押し付け、リサとは自由に生活を送ろうとする彼の計画がうまく行くとは思いませんが……。

母親からの「誘拐」電話

突然母親の和江から「陽翔が取られたの！　誘拐よ！」という叫び声の電話がかかってきました。しかし誘拐……したのは和江では？

▽ 不倫相手の泣き言がきっかけで、陽翔を母親に預け、妻と縁を切るという最低な「作戦」を実行に移した夫・拓真。彼の身勝手な「勝ち組」計画の裏では、ベビーモニターがその全てを記録していました。義母も義母なら息子も息子ですね。