このままじゃ一生子どもを抱けない? 義母に子どもを奪われた話【どんぐりの約束】
孫を溺愛する義母…可愛がってくれるのはありがたいけれど、度が過ぎると困ってしまいますよね。ましてや、夫が味方になってくれず、一人でその状況と戦わなければならないとしたら…? 今回ご紹介するのは、そんな状況に陥った主人公・鈴のお話です。
最愛の息子がいなくなり取り戻すため、夫の実家に向かう途中で、陽翔がくれたどんぐりをみつけました。
あらすじ
息子・陽翔を義母に連れ去られ、保育園の退園届まで勝手に出されていたことを知った鈴は、「このままじゃ一生陽翔を抱きしめられないかもしれない」と絶望します。そんな時、バッグの中で見つけたのは、陽翔と「どんぐりケーキを作ろうね」と約束した「どんぐり」でした。
それを握りしめ、鈴は「絶対に、取り戻す!」と陽翔を取り戻すことを誓います。一方、夫の拓真は、仕事のトラブルでイライラし、不倫相手のリサが「ママが不倫を疑ってる」「もう無理!」と泣き出したことが、今回の強引な最終作戦(陽翔を田舎に送る計画)のきっかけだったことを回想するのでした。
見どころ
「どんぐり」が繋ぐ絆と鈴の決意
「一生陽翔を抱きしめられないかもしれない」と絶望の淵に立たされた鈴が、バッグの中で偶然見つけた「どんぐり」は、陽翔との大切な約束を思い出させるきっかけとなります。そして、「まだ、どんぐりケーキ、作ってない…」「絶対に、取り戻す!」と、どんぐりを握りしめ、陽翔を取り戻すことを誓う鈴の決意は、母親としての強さを際立たせます。
拓真の「イライラの原因」
仕事のトラブルでイライラし、スマホを叩きつける拓真。仕事も家庭も不倫もあまりうまくいってなかったようですね。
拓真の「強引な最終作戦」の裏側
ママに不倫を疑われている、パパにバレたら叱られると言ったリサの泣き言が、拓真が陽翔を田舎に送るという「強引な最終作戦」に踏み切ったきっかけでした。
▽ 息子・陽翔との大切な「どんぐりの約束」を胸に、絶望から立ち上がった鈴。その裏で、夫・拓真が、仕事のトラブルと不倫相手の泣き言に突き動かされ、家族を犠牲にする「強引な最終作戦」を実行に移していたことが明らかになりました。なんとも身勝手ですね。