このままじゃ一生子どもを抱けない? 義母に子どもを奪われた話【義実家はどこ?】
孫を溺愛する義母…可愛がってくれるのはありがたいけれど、度が過ぎると困ってしまいますよね。ましてや、夫が味方になってくれず、一人でその状況と戦わなければならないとしたら…? 今回ご紹介するのは、そんな状況に陥った主人公・鈴のお話です。
最愛の息子がいなくなり、取り戻すため、夫の実家に向かおうとしますが……?
あらすじ
義母から陽翔を奪われ、家を飛び出した鈴は、体調の悪化に苦しみながらネットカフェで休息を取ります。目覚めると体調は回復し、陽翔の安否を案じる鈴は、義母が陽翔に危害を加えることはないだろうと思いつつも、もしもの時に連絡が来ない可能性を懸念します。
夫も頼れず、家からも追い出され、「私には味方がいない」と絶望しますが、陽翔だけは守りたいと決意。義母が陽翔を育てるつもりなら義実家へ帰っているはずだと考え、拓真の地元への行き方を調べ始めます。しかし、拓真の実家の場所も住所も知らず、結婚挨拶も料亭で行っていたため、途方に暮れます。
年賀状アプリで義実家の住所を見つけ、電車での行き方を調べると、想像以上に遠いことが判明。その夜はネットカフェに泊まり、翌朝、職場と保育園にお休みの連絡を入れますが、保育園からは「退園届が出された」という衝撃の事実を告げられるのでした。
見どころ
鈴の孤独と母親としての決
家を飛び出し、体調不良と陽翔の安否への不安に苛まれる鈴。義母や夫にも頼れない現状に、「私には味方がいない…」と絶望し、目に涙を浮かべます。しかし、「でも、でも陽翔だけは…!」と、溜まった涙をぬぐいながら「まずは探そう!」と決意するシーンは、母親としての強い愛情と覚悟です。
義実家の「謎」と情報収集
陽翔を探すため、義母が帰っているはずの義実家を突き止めようとする鈴。しかし、拓真が嫌がったため義実家に行ったことは一度もありませんでした。年賀状アプリという意外な手段でやっと住所を突き止めることのできた鈴。これで一安心と思いきや……?
「退園届」という衝撃の事実
翌朝、職場に休みをもらい、保育園に休みの連絡を入れた鈴に、園長から「昨日、役所の方に退園届が出されたようで…」という衝撃的な事実が告げられました。夫・拓真か義母・和江が、鈴の意思を無視して陽翔を退園させたようですね……。
▽ 義母に陽翔を奪われ、家から飛び出してきた鈴。唯一の手がかりである義実家の場所も知らず、孤独な状況で陽翔を探し始めた彼女を襲ったのは、まさかの「退園届」という衝撃の事実でした。