このままじゃ一生子どもを抱けない？　義母に子どもを奪われた話【陽翔はどこ？】

可愛い孫の陽翔を溺愛するお義母さん。一見すると微笑ましい光景ですが、ある日突然、何の連絡もなく我が子と義母の姿が消えていたら、冷静ではいられませんよね。さらに夫までもが味方になってくれなかったとしたら……母親は誰を頼ればいいのでしょう。
今回は、「このままじゃ一生子どもを抱けない？　義母に子どもを奪われた話」の中から。義母と子どもがどこかへ行ってしまったエピソードをお届けします。

あらすじ

主人公の鈴が自宅に帰ると、息子の陽翔と義母の姿がどこにもありません。家の中を探し回っても見つからず、玄関の靴がないことに気づいた鈴は、陽翔が義母と外出していることを悟ります。日頃から陽翔を預けたことも、二人きりにさせたこともなかったため、鈴は不安と焦りで必死に二人を探し回ります。やがて、陽翔を抱っこして歩いてくる義母の姿を見つけ、安堵しますが、義母は鈴の心配をよそに「散歩に行っていただけ」と冷たく言い放ちます。
帰宅後も、黙って外出することへの不満を伝える鈴に対し、義母は聞く耳を持ちません。その日の夜、夫の拓真に相談しますが、「そんなことか」と取り合ってもらえず、むしろ興味がなさそうです。数日後、義母はやっと自宅に戻りますが、鈴の不安は拭えないままでした。

見どころ

消えた陽翔と募る不安

家に帰ってきた鈴でしたが、息子の陽翔と義母の姿がなくて大焦り。家中のどこにも見当たらず、靴がないことから外出していると確信した鈴の焦りと不安がひしひしと伝わってきます。

冷淡な義母の態度

必死に探し回ってようやく陽翔と義母を見つけた鈴に対し、義母は「なんですか、そんなに慌てて」「人を誘拐犯みたいに」と冷たく言い放ちます。鈴の「黙って外に出られるのは困ります！」という訴えにも、全く聞く耳を持ちません。

夫の無関心と諦め

夜遅く出張から帰宅した夫の拓真に、鈴が義母の行動について相談しました。拓真は「なんだ、そんなことか」と、妻の訴えに全く向き合おうとしません。この夫の無関心な態度は、鈴を孤立させていくのでした。

▽ 連絡もなく勝手に子どもを連れ出されたら、親が心配するのは当然です。置手紙一枚でもあれば、鈴の不安は軽減されたことでしょう。しかし、義母にはその配慮が全くありません。その後やっと義母が帰ってくれたと思いきや、これで終わりではないようで……？