お金はかかって当たり前! 元港区女子の専業主婦が落ちていくまで【私とあの子、何が違うの?】
きらびやかな夜景、高級レストラン、そしてブランド品に囲まれた生活――SNSで垣間見える「港区女子」の華やかな日常は、多くの女性にとって憧れの的かもしれません。しかし、その裏側には、彼女たちなりの葛藤や野心があるのではないでしょうか。
今回は、港区女子だった主人公・梨花が、専業主婦となった今も満たされない心を抱え、日常に刺激を求める姿を描いた、「お金はかかって当たり前! 元港区女子の専業主婦が落ちていくまで」をご紹介します。
あらすじ
今と比べて地味だった大学生時代の梨花は、華やかな女子大生たちを見て、「なぜあんなにお金を持っているのか」と不思議でした。しかしそんなキラキラした女子に誘われて梨花も港区に足を踏み入れるのでした……。
そして8年後、梨花は17歳年上の経営者・慶太郎と結婚し、娘の紗菜とタワーマンションで暮らす専業主婦となりました。一見すると何不自由ない生活を送っている梨花ですが、娘の幼稚園の送り迎えや自身のケアに忙しい日々を送る中で、「この程度の日常じゃ心が満たされない……」と感じています。
そんな時、友人からの「飲みに行かない? イケメンいるよ!」という誘いに、梨花の心は揺れ動きます。
見どころ
お金はどこから?
ごく普通の大学生の梨花が、SNSでよく見かけるようなキラキラした女子大生を見て、「なんであんなにお金持ってるの?」と疑問に思います。華やかな世界への憧れと、自身とのギャップに葛藤する梨花なのでした。
港区へ
「港区女子になれば何でも買える、欲しいもので満たされる」と信じ、行動を起こした梨花。高級そうな服を身につけ、笑顔で男性とグラスを交わす姿。そして8年後、彼女はタワーマンションに住む専業主婦になっているのでした。
満たされない心
娘の送迎やピラティスなど、忙しい毎日を送る梨花。しかし、友人からの「飲みに行かない? イケメンいるよ!」というメッセージを見た瞬間、彼女の表情は一変します。「日々の刺激は必要だよね」という心の声とともに、心の奥底では満たされない何かを抱えている彼女の複雑な感情が垣間見えますね。
▽ かつて港区女子として華やかな生活を送っていた梨花は、結婚し専業主婦となった今、一見幸せそうに見えます。しかし、彼女の心は依然として満たされることなく、日常に刺激を求めている様子。今後、梨花がどのような行動を起こし、どのような「落ちていく」道を辿るのでしょうか……。