お金はかかって当たり前！元港区女子の専業主婦が落ちていくまで【全部梨花のせいだろ！】

元婚約者との再婚を夢見て、夫へのハニートラップを仕掛けた主人公・梨花。しかし、その完璧なはずの計画は、夫にすべて筒抜けでした。裏切られてもなお離婚の意志を見せない夫に安堵する梨花ですが、一方で、利用された元婚約者は人生のどん底へと突き落とされます。今回は、そんな自己中心的な女性が、ついに自らの行いの報いを受けることになる衝撃の展開です。

あらすじ

夫・慶太郎を陥れようとした計画が全て露呈した梨花は、必死に謝罪し離婚を回避。しかし、梨花に利用された元婚約者・柊真は慶太郎から内容証明を送られ、人生のどん底に。
梨花は「もうあんたなんかいらない」と柊真に逆ギレし、自分にも来た慰謝料請求を慶太郎に処理させ安堵します。それでも慶太郎と夫婦生活を続けて安心しきっていたある日、娘と帰宅すると家は空っぽになっていました。慶太郎が娘を抱っこし、「引っ越すことにしたよ」と告げるのでした。

見どころ

梨花の「逆ギレ」

人生のどん底に突き落とされ、梨花を罵倒する柊真に対し、梨花が「浮気なんてお互い様でしょ！」「だいたい柊真が4年前、私と結婚しなかったのが悪いんじゃん！」と逆ギレ。自分の身勝手な行動によって柊真が破滅したにもかかわらず、一切の罪悪感なく彼を非難する姿は見苦しいですね。

梨花の根拠のない「価値」への執着

柊真との泥沼のやり取りを終え、自身の元にも慰謝料請求が届いたにもかかわらず、慶太郎がそれを処理し、夫婦生活を続けていてくれたことで、梨花は「まだ愛されている」「自分には価値がある」と信じこんでいるよう。

慶太郎の衝撃的な「引越し」宣告

梨花が娘と帰宅すると、家の中が空っぽで、慶太郎が娘を抱っこして「引っ越すことにしたよ。港区から出ていく」と告げます。梨花が安堵していた「今の生活」が、音を立てて崩れはじめました。

▽ 全ての作戦をしくじり、再婚を考えていた柊真に八つ当たりする梨花。離婚は免れたと安堵したのも束の間、ある日帰宅すると、部屋中の物がなくなっていました。自分の欲望のためだけに他人を利用し、周囲を不幸にしてきた梨花が、ついに自らの行いの報いを受けることになりそうです。