「私は完璧」SNSに憑りつかれた女性を襲った悲劇【シャーク】
親友のふりをしてリオに多額の借金を勧め、地獄へと突き落とそうとする華乃。このままリオは彼女の言いなりになってしまうのでしょうか? 今回は、華乃がリオを陥れるための最終段階へと足を踏み入れ、ある怪しい男にコンタクトを取る話をご紹介いたします。
あらすじ
融資を受ける決意をしたリオのマンションを訪れた華乃は、消費者金融「リボンローン」の代表・木村淳史の名刺を渡し、彼が父の友人で優しく素敵な人物だと説明します。華乃がすでに淳史に連絡し、リオのことをお願いしておいたと告げると、リオは安堵します。
さらに華乃は、キャサリン先生から預かってきたという手術日程の資料を渡し、リオは手術前までにリボンローンで資金を調達し、施術を受けることを決めます。
華乃は「しばらくライブは中止」と告知するリオを見送りながら、「おめでたいバカだわ」と心の中で嘲笑。スマホを取り出し、連絡先に「シャーク」と表示された怪しい男に電話をかけ、「バカな女を1人、地獄へ案内してくれる?」と依頼するのでした。
見どころ
華乃の周到な誘導
華乃は、リオに消費者金融「リボンローン」の名刺を渡し、代表の淳史おじ様が「パパの大学時代の友達」「すごく優しくて素敵な人」だと説明します。さらに、華乃がすでに淳史に連絡してリオのことをお願いしておいたと告げると、リオは「ありがとう、華乃」と心から安堵し、信頼を深めるのでした。
嘲笑う華乃
リボンローンからの融資と手術の準備を終え、華乃を信頼しきっているリオを見送りながら、華乃は「ありがとうだってw 本当におめでたいバカだわ」と心の中で嘲笑します。そして華乃のいう「仕上げ」とは……?
華乃の邪悪な依頼
何でも屋といわれているシャークに、華乃は「ちゃんとした仕事の依頼よ。もちろんお金も払うわ」と告げ、ニヤリと笑いながら「バカな女を1人、地獄へ案内してくれる?」と依頼します。この華乃の言葉と表情は、彼女がリオを完全に破滅させようとしているという邪悪な意図を感じますね。
▽ 親友・華乃を信じ切るリオは、彼女の勧めで消費者金融から融資を受け、美容整形手術を受けることを決意します。そんなリオを陰で嘲笑しながら見送った華乃は、スマホを取り出し、裏社会の「何でも屋」である通称「シャーク」と呼ばれる男に電話をかけ、「バカな女を1人、地獄へ案内してくれる?」と依頼するのでした。親友・華乃の表の顔と裏の顔が表れる怖い一面ですね。リオが早く気づいてくれることを願っています。