「私は完璧」SNSに憑りつかれた女性を襲った悲劇【真夜中の本性】

SNSで華やかな生活を送るインフルエンサーにとって、フォロワー数や「いいね」の数は、自己肯定感を満たす上で不可欠なものですよね。
しかし、その裏で多額の借金を抱え、友人からの何気ない言葉を都合良く解釈してしまうとしたら、どのような悲劇が待ち受けているのでしょうか。今回は、SNSに憑りつかれ、自らを追い詰めていく女性と、その「親友」の裏の顔が明らかになる、「『私は完璧』SNSに憑りつかれた女性を襲った悲劇」をご紹介します。
あらすじ

多額の借金を抱えながら、SNSで華やかなインフルエンサー生活を送るリオ。社長令嬢である親友の華乃に金銭的援助を期待し、彼女との「親友」関係を心の支えにしていました。ある夜、華乃の自宅で共に過ごしたリオは、隣で眠る華乃の寝顔を見つめながら、自分も華乃にふさわしい存在でありたいと願います。
しかし、リオが眠りに落ち、寝言で「お金…」と呟いたその時、隣で眠っていたはずの華乃が目を覚まします。そして、リオへの優しい表情は消え去り、彼女の顔には鬼のような形相が浮かび上がります。華乃は、リオが自分のフォロワーを紹介しようとしたことを思い出し、「あんたみたいな身の程知らずにはちゃ~んと教えてあげないとね」と、冷酷な本性を露わにするのでした。
見どころ
眠る親友への劣等感と自尊心

隣で眠る華乃の無邪気な寝顔を見つめながら、リオは「私が作り物の造花だとしたら、華乃はこの世に1本しかない虹色のバラだわ」と、華乃への羨望と自身の劣等感を独白します。しかし、「私みたいな田舎者が華乃と友達になれるなんて夢みたいだと思ってたけど、今の私は社会的には華乃より有名なインフルエンサーだもん」と、自分の努力によって得た自尊心も垣間見せます。リオがSNSのフォロワー数という「完璧」な自分を保つために、いかに無理をしているかを示唆しています。
親友の寝言が引き出す「真夜中の本性」

眠りに落ちたリオが、寝言で「そのために…お金…」と呟いたその瞬間、隣で眠っていた華乃がムクッと起き上がります。さっきまでの優しい笑顔は消え去り、リオを見下ろす冷たい目と鬼の形相は、まさに「真夜中の本性」が露わになった瞬間です。華乃がこれまでリオに見せていた「親友」としての顔が、偽りであったことがわかりますね。
華乃の嫌悪と傲慢な本性

暗闇の中で、華乃は「私がオススメしたら、ですって?ちょっと運が良かっただけの田舎者が調子に乗ってんじゃないわよ!」「あんたが親友?この私の?日本社会のカースト最上位に位置するこの私の?ふざけんなっつーのw」と、激しい嫌悪と傲慢な本性を剥き出しにします。これまで隠されていた華乃の優越意識と、リオへの見下すような感情が露呈するこのシーンは、二人の関係が表面的なものであり、華乃がリオを利用していただけであることを明確に示しています。彼女の口から飛び出す辛辣な言葉は、強い嫌悪感を抱かせるでしょう。
▽ 安心して眠るリオを、まるで別人のように冷酷な表情で見下ろす華乃。彼女の恐ろしい本性がとうとう明らかになりましたが、この後、華乃はリオに対し、どのような行動に出るのでしょうか。そして、リオは「完璧」な自分を保つために、どこまで落ちていくことになるのでしょうか。