やっと自由になれたのに…「もう君と向き合う資格がない」元カレを略奪しようとしたが婚約者に負けた話
いまでも忘れられない元カレと再会したら運命を感じる人もいますよね。でもその元カレに婚約者がいたら……。今回は元カレを略奪しようとしたが婚約者に負けた話をご紹介いたします。
看護師の千夏はケガで入院してきた蒼真を好きになり、アタックして付き合いはじめますが、1年も経たずにフラれてしまいます。その4年後の同僚の結婚式で偶然蒼真と再会、蒼真に婚約者・桐島美月がいることが判明します。
でも蒼真が忘れられない千夏はアプローチを続けた結果、蒼真とはいい感じになりますが、異常に執着心が強い美月にバレてしまいます。そしてもう二度と蒼真には会わないと念書を書かされることに……。もう蒼真には会えないと思っていた千夏でしたが、なんと蒼真が職場まで会いに来てくれました。しかしこのタイミングで美月が妊娠していると告げられた千夏は不審に思い、美月の身辺調査を依頼します。
その後千夏と蒼真は手紙でやり取りをし、蒼真の出張先である大阪のホテルで一晩を共に過ごします。そして千夏は蒼真から「子どもができていなかったら美月との婚約は解消していた」と言われたのです。
そんな中、美月の身辺調査依頼の結果が出ます。昔からワガママで女王様気質だったことは判明しますが、肝心の妊娠についてはわかりません。探偵からお金を積めば美月の大学時代の友人・沙綾が口を割りそうと言われた千夏は、沙綾と直接会います。千夏から100万円を積まれ、美月が妊娠しているか確かめてほしいと言われた沙綾。
マウントばかり取る美月を友達だと思っていない沙綾は承諾し、後日美月を食事に誘います。千夏から依頼されているとは知らない美月は、沙綾に妊娠していないことを話してしまいます。美月の妊娠が嘘だとわかった千夏は、「やっぱり私が蒼真の運命の相手だった」と思います。
そして蒼真と美月の結婚式に乗り込み、美月が妊娠していなかったと告げます。極限まで追いつめられた美月は鋭利なものを振りかざし、自分を傷つけてしまいました。美月が救急車に乗せられる姿を見て、千夏は「こんなはずじゃなかった」と思うのでした。
美月の状態
出血し救急車で運ばれる際、蒼真に「これであなたはもう私のこと忘れられないでしょう?」と呟いた美月。その言葉通り、蒼真は美月のことが忘れられなくなっていました。
「俺にはもう君と向き合う資格がない」
美月から解放された蒼真でしたが、千夏のもとに来ることはありませんでした。やはり強引に人の心を奪おうとしても、振り向いてもらうことはできないのかもしれません。人を愛する気持ちを止めることは難しいですが、その中でも思いやりとモラルのある行動を心がけたいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。