「やっぱり彼は運命の相手」――婚約者から元カレを略奪しようとした話【婚約者がいても片思いなら許される?】

2025.07.06

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美月に職場まで乗り込まれ、婚約者である蒼真に会うなと圧力をかけられた千夏。美月の行動に驚き怯えていた千夏でしたが、彼女の心にはまだ蒼真への未練が強く残っています。今回は、千夏の複雑な恋愛感情と、それに対する友人の由里の誠実な言葉が交錯する話をお届けします。


あらすじ

職場で美月に、蒼真との連絡を把握されていることを突きつけられた千夏は動揺。由里に蒼真への変わらぬ「大好き」という気持ちを打ち明けます。しかし由里は、婚約者がいる相手への連絡や会い続けるのは「ほぼ不倫」だと指摘。
美月の常識外れの行動も挙げ、千夏を諭すのでした。千夏は、頭ではわかっていても蒼真が好きだと訴え、片思いなら許されるのかと問いかけます。由里は千夏の気持ちを受け止めつつも、千夏は忘れられるよう頑張ると約束するのでした。

見どころ

由里の誠実な忠告

美月に職場まで押しかけられ、動揺する千夏に対し、同僚の由里は「美月さんっていう婚約者がいるんだから、あれはダメだよ。しちゃダメなこと」と、真っ直ぐに千夏の行動を諫めます。友人として千夏の気持ちに寄り添いつつも、倫理的な一線を越えてはならないと諭す由里の誠実な姿勢が届くといいですね。

千夏の「運命」という甘い幻想

元カレとの再会に「運命」を感じ、それが「忘れられない」ほど好きになった理由だと語る千夏の言葉は、彼女が現実から目を背け、自らの感情を正当化しようとしている甘い幻想を映し出しています。この幻想が、千夏をさらに泥沼へと引きずり込んでいく予感です。

「片思いなら許される?」

美月の言葉に打ちのめされ、頭では「人の幸せを壊したいなんて思ってない」と理解しつつも、「ただ…蒼真のことが好きなだけ」と苦しむ千夏。そして由里に「片思いしてるだけなら、許されるよね…?」と問いかけるのでした。

▽ 千夏は、由里という友人がいて良かったですね。とても頼りになります。千夏が言葉にした通り、思いは胸に秘めて忘れていけると一番なのですが……。

2025.07.06

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Written by Googirl編集部

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