「やっぱり彼は運命の相手」――婚約者から元カレを略奪しようとした話【加速するストーカー行為】

2025.06.06

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運命の相手と信じる人に、すでに婚約者がいたとしたら、あなたはどうしますか?諦めるべきだとわかっていても、その想いを断ち切ることができず、危険な行動に出てしまうこともあるかもしれません。今回は、そんな禁断の恋に執着し、ストーカー行為に走ってしまう、「『やっぱり彼は運命の相手』――婚約者から元カレを略奪しようとした話」をご紹介します。


あらすじ

元カレの蒼真に婚約者がいることを知りながらも、彼を「運命の相手」と信じて諦めきれない千夏。蒼真に近づくため、SNSで男性を装ったサブアカウントを作成し、彼の投稿にコメントをするなど、ストーカー行為に手を染めていました。
しかし、蒼真が婚約者の美月と仲睦まじくシャンパンで乾杯する写真をSNSにアップしているのを目にし、千夏は絶望します。美月に敵わないと悲しむ千夏は、抑えきれない蒼真への想いから、夜中に彼のマンションまで来てしまいます。何もできないと分かっていながらも、彼のマンションを見上げる千夏。そして、その翌日も、蒼真のことが頭から離れず、仕事中もぼんやりとしてしまうのでした。

見どころ

加速するストーカー行為の始まり

蒼真に近づきたい一心で、千夏はSNSで「ユウジ」という男性アカウントを作成し、蒼真の投稿にコメントを残します。蒼真の好みや行動範囲を知っていることを利用し、会話を広げようとする千夏の姿は、彼女の執着心が加速していることを示唆しています。この行動は、後にストーカー行為へとエスカレートしていく千夏の病的な心理状態の始まりであり、不穏な予感を抱かせます。

絶望が生む「禁断の行動」

蒼真が婚約者の美月と楽しそうにしているSNSの投稿を見て、千夏は「やっぱり美月さんには適わないのかな…」と絶望します。
しかし、その絶望感が彼女をさらに追い詰め、抑えきれない蒼真への想いから、夜中に彼のマンションまで来てしまいます。何もできないと分かっていながら、オートロックのマンションを見上げる千夏の姿は、彼女の心が危険な領域へと足を踏み入れていることを示しており、強い不安感を抱かせます。

蒼真への執着がもたらす日常の破綻

蒼真のことで頭がいっぱいになり、仕事中もぼんやりとしてしまう千夏。同僚の由里に「元気ないし心ここにあらずって感じだけど」と心配されても、「えっ、そうかな?元気元気!」と無理に笑顔を作ってごまかそうとします。蒼真への執着が、千夏の日常生活にまで深刻な影響を及ぼし始めていることが伺えます。彼女が抱える心の病の深さを物語っており、彼女の末路への不安を募らせるでしょう。

▽ 蒼真を想うあまり、ふらふらと彼のマンションまで行ってしまう千夏。何をするわけではありませんでしたが、これ以上エスカレートしないか心配になりますね。彼女の危険な執着が、これから一体何を引き起こすのでしょうか。

2025.06.06

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Written by Googirl編集部

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