「やっぱり彼は運命の相手」――婚約者から元カレを略奪しようとした話【依存体質な千夏】

3年前の失恋から、元カレ・蒼真への未練を断ち切れずにいる千夏。しかしそんな蒼真には美月という婚約者がいました。ある日職場の同僚である由里が、幸せいっぱいの新婚旅行から帰ってきました。そんな中、千夏は元カレである蒼真への未練を相談して……。今回は千夏の心模様にフォーカスしていきます。

あらすじ

新婚旅行のお土産をもらった千夏。すると由里が、夫が当直だから仕事帰りに食事に行こうと誘います。喜んで承諾した千夏は、由里と居酒屋へ。楽しいひとときを過ごす中で、由里から最近の恋愛事情について尋ねられます。
そこで千夏は、結婚式で再会した蒼真が元カレであることを告白。驚きつつも復縁を応援すると言ってくれる由里に、千夏は感謝の気持ちを伝えます。しかし、蒼真に婚約者がいることを打ち明けると、由里は難しい状況だと諭します。それでも諦めきれない千夏は、由里に自分の気持ちをぶつけますが、由里は冷静に千夏をたしなめるのでした。

見どころ

同僚の幸せ報告

のろけ話を聞きながら由里と乾杯する千夏。恋愛の近況報告をし、すこし誇らしげに蒼真のことを語り始めます。

再燃する未練

蒼真に婚約者がいると分かると復縁はダメだとはっきり言ってくれた由里。しかし千夏は運命だからと言って煮え切らないようですね。

依存体質

「男は星の数ほどいるから」と由里がさらに諭してくれます。この由里の言葉が響いて、いい方向へ転じてくれると良いのですが……。

▽ 千夏だって、冷静に考えると婚約者のいる男性に言い寄ってはならないと理解しているはずです。それでも、どうしようもなく募ってしまう恋心……。
由里の言葉は正論ですが、千夏の切実な想いを知ると、今後の彼女の行動が気になってしまいますね。果たして千夏は、この苦しい恋にどのような決着をつけるのでしょうか。