ダメ夫って自覚ある…？　夫が頼りにならなすぎて話にならない件【両親の愛】

今回は「ダメ夫って自覚ある…？ 夫が頼りにならなすぎて話にならない件」より、共働き夫婦の日常を描いたエピソードをご紹介します。いつも頑張っている佐奈さんの我慢がついに限界を迎え、実家へ助けを求めるシーンから物語は大きく動き出します。果たして、この夫婦の未来はどうなってしまうのでしょうか。

あらすじ

夫の卓也の身勝手な言動に、心身ともに疲弊しきっていた佐奈。息子の隼人を連れてレストランへ行くも、隼人がぐずっても全く気遣う様子のない卓也に、佐奈の堪忍袋の緒が切れてしまいます。ついに母親に電話をし、「一緒にいるのが疲れちゃった」とSOSを出す佐奈。母親はすぐに迎えにいくと言い、佐奈の気持ちに寄り添います。
レストランで会計を済ませ、無言で帰宅した佐奈は、そのまま荷物をまとめ始めます。騒ぐ卓也を無視し、迎えに来た両親と共に実家へ向かう佐奈。置いてけぼりの卓也は、一体何が起こったのか理解できていない様子。実家に着いた佐奈は、両親の温かい言葉と手料理に迎えられ、張りつめていた心が少しずつ解きほぐされていくのでした。

見どころ

母親の温かい言葉

「よく頑張ったわね。しばらくうちでゆっくり休むといいわ。お父さんもお母さんも味方だからすぐに迎えにいくわね」佐奈さんのSOSを受け止めたお母さんの、優しく力強い言葉に胸が熱くなります。どんな時でも味方でいてくれる母親の存在は、どれほど心強いでしょうか。追い詰められていた佐奈さんにとって、この言葉は一筋の光になったことでしょう。

息子の心配そうな眼差し

母親の涙を見て、ぐずっていた隼人が心配そうに「まーま？」と声をかけるシーン。 まだ幼い息子ながらも、母親の異変を感じ取っていることに心を打たれます。佐奈さんはそんな隼人に「大丈夫だよ」と優しく語りかけますが、その表情からは無理をしている様子がうかがえます。親子の絆を感じさせる切ない場面です。

両親の愛情たっぷりなもてなし

実家に到着した佐奈さんを、温かい料理と笑顔で迎える両。「今日はあなたのお誕生日だものね」というお母さんの言葉に、佐奈さんの目から溢れる涙。 日々の疲れも、張り詰めていた気持ちも、両親の愛情に包まれて少しずつ癒されていくようです。多くを語らずとも伝わる家族の温かさを感じます。

▽ 久しぶりに実家で過ごし、両親の愛情を改めて感じた佐奈さん。温かい食事や労いの言葉、そして何よりも無条件の支えが、彼女の疲弊した心にじんわりと染み渡ります。
一方、置いてけぼりの卓也は、最後まで自分の問題に気づく様子がありません。この対比が、佐奈さんの決断の重さを物語っているようです。果たして、卓也は自分の行動を反省するのでしょうか。