ただで済むと思うなよ！　妻が考えた不倫女への復讐計画とは？【ヒラマサ釣れちゃった!?】

妊活というデリケートな問題に直面する中で、夫の身勝手な態度や、その背後に隠された秘密が明らかになった時、妻の心は深い傷を負うことになりますよね。ましてや、その夫の母親までが、嫁を責め立て、自己中心的な言動を繰り返すとしたら、その怒りは計り知れません。今回は、夫と義母の裏切りに耐えかねた女性が、周到な復讐計画を実行に移す話、「ただで済むと思うなよ！ 妻が考えた不倫女への復讐計画とは？」をご紹介します。

あらすじ

夫・士郎に不妊の原因があり、その原因が彼にとって体裁の悪いものであることを知ったメグミ。自分の保身のために理不尽なフキハラを続けていた士郎に、メグミの怒りは頂点に達し、離婚を決意します。そして、義母に勝手に寝室を漁られたことをきっかけに、あの親子との縁を早く切りたいと願うメグミは、福引で当たったと偽り、義母に宿泊チケットを渡します。
その裏で、メグミは親友のアユとサンゴと共に、不倫相手のサヨリの調査を進めていました。サンゴの調査により、サヨリのSNSが驚くほど「ガバガバ」で、その個人情報が筒抜けになっていることが判明。さらに、サヨリの夫が、なんとメグミの働く「メデ鯛麺」の常連客「ヒラマサ」であることが判明し、メグミは彼に接触することを決意するのでした。

見どころ

不倫相手・サヨリの「ガバガバ」なSNS情報

サンゴの調査によって明らかになったのは、士郎の不倫相手・サヨリのSNSが驚くほど個人情報を垂れ流している「ガバガバ」な状態であることでした。
アイコンの自撮り写真から始まり、「海自の夫持ち」「お弁当の記録」「素敵なアラフィフを模索するアラフォー女」といった詳細なプロフィール、さらには「家から徒歩1分のジムで女磨き」や「近所のオススメレストラン」といった写真付きの投稿まで、生活圏内がモロ分かりという危機管理能力の低さが露呈します。サヨリの承認欲求の強さと、その軽率さが、復讐にどう利用されるのかという興味を掻き立てます。

義母の「罠」とメグミの復讐心

サヨリのSNS情報を目にしたメグミは、「人の家庭に土足で踏み込んでおいて、よくもまあいけしゃあしゃあと…」と、サヨリへの強い怒りを露わにします。「士郎さんも許せないけど、この人にも相応の罰を受けてもらわないと気がすまない！」というメグミの言葉は、彼女の復讐への強い意志を感じさせます。この怒りが、義母を「罠にかける」計画をさらに加速させる原動力となるのです。

運命の「ヒラマサ」登場と計画の加速

サヨリの夫の情報を集めている最中、メグミの働く店「メデ鯛麺」の店長・及川が、サヨリの結婚式の写真を見て「お！ヒラマサじゃねえか」と驚きの声を上げます。なんと、サヨリの夫「ヒラマサ」は、店の常連客だったのです。この偶然の巡り合わせは、メグミの復讐計画に新たな展開をもたらします。店長に頼み、ヒラマサに連絡を取ることに成功したメグミは、不倫相手の夫という「キーパーソン」を直接「釣る」ことで、復讐計画は一気に加速することになります。

▽ サヨリの夫、ヒラマサ。彼は一体どんな男性なのでしょうか？ そして、メグミは彼に何を伝え、どのように復讐を遂げようとするのでしょうか。