ただで済むと思うなよ！　妻が考えた不倫女への復讐計画とは？【トドメの一撃】

妊活は、夫婦にとって非常にデリケートな問題ですよね。しかし、夫が非協力的で、さらにはその原因を妻のせいにして不機嫌をぶつけてくるとなると、妻にかかる精神的な負担は計り知れません。今回は、そんな夫からのモラハラに苦しむ女性が、ついにその原因の真実を知り、怒りを爆発させる話、「ただで済むと思うなよ！ 妻が考えた不倫女への復讐計画とは？」をご紹介します。

あらすじ

子宮ポリープが見つかったメグミは、妊活に非協力的な夫・士郎が、その原因を自分のせいにしているのではないかと疑心暗鬼になっていました。不妊治療のクリニックへ行くことを拒否し、家では不機嫌をまき散らし、家具を叩いたり蹴ったりする士郎。メグミが優しく接しようとすると余計にこじれるため、放置すれば家が壊れるという最悪な状況に。しかし、メグミのポリープは良性で妊娠に影響がないことが判明。医師の提案でタイミング法に切り替えたものの、士郎の態度は変わらず、義母からの催促に耐えかねてようやく検査を受けた士郎でしたが、その検査結果で、メグミが長年苦しんできた不妊の原因、そして士郎の隠された秘密が明らかになるのでした。

見どころ

士郎の「フキハラ」とメグミの苦悩

不妊治療のクリニックへ行くことを拒否し、家では不機嫌をまき散らす士郎。メグミが優しく接しようとすると余計にこじれ、放置すれば家具を叩いたり蹴ったりするという、士郎の理不尽な「フキハラ（不機嫌ハラスメント）」に、メグミは精神的に追い詰められています。部屋の散らかりや食事の内容にまで嫌味を言い、子連れの家族に舌打ちをするなど、士郎の人間性の問題が浮き彫りになり、メグミの苦しみに深く共感するでしょう。

メグミの苦悩に寄り添う医師の眼差し

診察室で一人、やつれた顔で医師に状況を伝えるメグミ。夫の士郎が病院の前で逃げ出してしまったこと、この2週間ずっと不機嫌でつらかったことを話すメグミに対し、医師はただ静かに耳を傾け、何かを察したように優しい眼差しを向けます。メグミの心労を理解し、無理強いはせず、夫婦のペースに合わせた治療法を提案する医師の姿勢は、安堵感を与え、メグミが救われる一幕となるでしょう。

怒りと悲しみの爆発

士郎の体にまつわる衝撃の事実と、その原因を知ったメグミの怒りと悲しみが爆発するシーンです。夜道を自転車で疾走しながら、「バカみたいバカみたいバカみたいバカみたい…ッ！」と心の叫びをあげるメグミ。そして、「そんなことで私はずっとフキハラされてたの…!?」という彼女の言葉は、これまでの士郎の理不尽な態度に対する、積もり積もった感情の表れです。涙をこらえながらも、どうしようもない感情をぶつけるメグミの姿は、心に強く響くでしょう。この怒りが、復讐計画へと繋がる覚悟の瞬間となるのでしょうか。

▽ 散々フキハラを受けてきたメグミ。ようやく不妊の原因と、士郎の隠された秘密を知りましたが、もう妊娠を望んでいた頃のようには士郎を愛せなくなっているようですね。この怒りと悲しみを胸に、メグミはどのような「トドメの一撃」を士郎に与えるのでしょうか。