ただで済むと思うなよ！　妻が考えた不倫女への復讐計画とは？【持つべきものは親友】

結婚って、人生の大きな転換期ですよね。幸せな未来を夢見ていたのに、まさかの落とし穴が待っていることも……。今回の主人公メグミも、夫が年上の女性と不倫しているという信じられない裏切りに直面してしまいます。 しかし幸いにもメグミには味方してくれる心強い親友が。本日は、そんな事故物件な彼と結婚したメグミが、親友たちと力を合わせて奮闘するお話をご紹介します！

あらすじ

不倫してもなお、自分に迫ってくる夫・士郎に拒絶反応をしめしたメグミは、親友のサンゴの元へ身を寄せます。サンゴの自宅で、美味しいホットチョコを飲みながら、メグミはこれまでの経緯をサンゴとアユに打ち明けるのでした。
店先での不倫相手との親密な様子、弁当の手渡し、そして不倫の約束……。さらに、まるで不倫相手にされなかった腹いせのようにメグミに迫ってきた士郎の行動に、サンゴとアユは怒りをあらわにします。
「相手をしない私のせい」とまで言われたメグミの苦悩を聞き、アユは激しく反論。そんな中、冷静なサンゴは、証拠がない現状では動けないと言い、不敵な笑みを浮かべながら「罠にはめてあげちゃおうじゃないの」と、反撃の計画を匂わせるのでした。

見どころ

息切れダッシュで駆けつけた親友

「大丈夫か!? メグ！」と、息を切らせてサンゴの家に飛び込んできたアユ。お土産のシュークリームをぶら下げ、汗だくで駆けつける姿は、まさに親友想いの証拠です。そんなアユの必死な姿に、サンゴとメグミは思わず吹き出してしまいます。心配してくれる気持ちは痛いほど伝わるけれど、その光景はちょっとおかしくて微笑ましい。3人の飾らない仲の良さが垣間見える、あたたかいシーンです。

士郎への嫌悪感

以前見た生々しい不倫相手とのやり取りが忘れられないメグミ。しかし士郎はそんなこともお構いなくメグミに迫ってくるようです。相手にしないとメグミのせいと言われるようですが、親友のアユは「原因は全部士郎だ」と正論をぶつけます。

ハンターの眼差し

感情的に怒るアユに対し、「証拠が揃ってなければ制裁も何もできないから」「いっちょ 罠にはめてあげちゃおう」と、冷静に言い放つサンゴ。その表情には、いつもの親しみやすい雰囲気は一切なく、冷たくも知的なハンターのような眼差しが宿っています。

▽ 不倫に傷つき、涙するメグミのそばには、いつも親身になってくれるサンゴとアユがいます。ホットチョコレートの甘さ、思いがけない登場で笑いを誘うアユ、そして冷静沈着なサンゴの存在が、メグミにとってどれほど心強いことでしょう。さて、サンゴが計画している“罠”とは一体何なのでしょうか……？