普段は無関心なのに、成績だけは口を出す夫【義母の暴露】

「うちの子の成績、大丈夫かしら？」子を持つ親なら誰もが一度は心配になることでしょう。でも、普段は育児に無関心なくせに、子どもの成績のことだけになると急に口出ししてくる夫っていますよね。
主人公・真央さんの夫、健太もまさにそのタイプ。小学4年生の娘・さくらちゃんの成績について、もっともらしいことを言うけれど、どうも怪しい…と感じた真央さんは、ある計画を実行に移した話をご紹介いたします。

あらすじ

娘のさくらの成績について口出しする夫・健太の発言に、嘘くさいと感じた真央。そこで真央は、翌週末に義実家へ行った際に、ある計画を実行に移します。
元気いっぱいのさくらと穏やかな義母に出迎えられ、リビングで和やかに話す真央たち。会話の流れでさくらの絵の才能が話題に上がると、さくらは「パパは絵が上手くても意味ないから塾に行けって言うの…」と、健太の言葉を義母に伝えます。
それを聞いた真央は、「最近、健太はさくらの成績を気にしているんです」と義母に話の流れを誘導。すると、さくらも「ねぇ、おばあちゃん！パパは算数も得意だったし、優等生だったって言ってたけど、パパって昔勉強できたの？」と義母に問いかけます。
さくらの問いかけに、義母は笑いながら「健太のこと？まさか～！優等生なんてとんでもない！」と即答。それを聞いたさくらが驚く一方で、健太は慌て始めます。真央はさらに義母に詳しく話を聞こうと促し、ついに義母から健太の散々な過去の成績や勉強態度が暴露されることに……。テストの点は隠す、通知表には注意書き、中学では英語で赤点、高校受験では塾の先生に志望校は無理と言われていたなど、数々のエピソードが語られ、健太は娘の前で大慌て。真央の巧妙な「たくらみ」によって、健太の嘘が明るみに出たのです。

見どころ

娘の質問にテキトーな返事をする夫

さくらちゃんに「パパは小学4年生のとき、テストで何点だったの？」と聞かれた健太は、「そりゃもちろん、優等生だったに決まってるだろ」と自信満々に答えます。しかし、その言葉に真央さんは心の中で「（絶対、嘘でしょ）」と疑いの目を向けます。娘の成績にはうるさいけれど、自分のことは棚に上げる夫の態度に、真央さんは静かに反撃を決意するのでした。

義母の予想外の爆弾発言

そして、さくらちゃんがストレートな質問を義母に投げかけます。「ね、おばあちゃん！パパって昔勉強できたの？」。すると、義母は予想通りに笑い出し、「健太のこと？まさか～！優等生なんてとんでもない！」と誰彼かまわず言わんばかりに否定！ さらに、テストの点を隠していたことや、通知表の内容、中学時代の赤点、高校受験の失敗談まで、次々と暴露していくのです。

大慌ての夫と満足げな妻

娘の前で自分の黒歴史を暴露され、さすがの健太も「か、母さん！やめろよ、そんなふうに…！」と声を荒げますが、義母は「まぁ、事実じゃない」と涼しい顔。真央さんは、自分の復讐が見事に果たされたことを内心喜びます。「娘の前であれもこれも暴露されて、夫は大慌て」というのが、真央さんの心の声を代弁しています。

▽ 娘の前で、自分の都合の悪い過去を暴露された健太。これまでさくらちゃんの成績について偉そうに語っていたのは一体…？ 義母の一撃は見事でしたね。