普段は無関心なのに、成績だけは口を出す夫【パパの点数は?】
日常生活ではほとんど娘のことに無関心なのに、なぜか成績のことになると急に口を出す夫っていますよね。「うちの夫もそうだ!」と共感する方もいるのではないでしょうか。今回は、小学4年生の娘・さくらを育てる真央と健太の夫婦のお話。普段はソファでスマホばかり見ている健太が、さくらのテストの点数を聞いてあれこれ言ってくるのです。
あらすじ
娘のさくらの成績について、何かと文句をつけてくる夫の健太。見かねた真央は、健太に「仕事で頑張っているのは私も同じ」と言い返します。数時間前までソファでスマホを見ていたことを指摘された健太は言葉に詰まりますが、それでも娘の成績について意見してくる始末。そんな夫の態度に、真央は「スマホで遊んでいるだけの健太より、絵を頑張っているさくらのほうがよっぽど建設的だ」と反論。
すると、これまで黙って聞いていたさくらが、突然健太に「パパは小学4年生のとき、テストで何点だったの?」と質問します。娘の純粋な疑問に、健太は慌て始め……。
見どころ
言い返す妻VS言葉に詰まる夫
普段は娘のことに無関心なくせに、成績の話になると偉そうに意見する健太。そんな夫に対して、日頃の鬱憤を晴らすかのように冷静に言い返す真央の姿が印象的です。「仕事に行って、頑張ってきてるのは私も同じだよ」「健太はソファで転がって、スマホしか見てなかったと思うけど」という言葉に、図星を指され、言葉に詰まる健太の表情も見逃せません。
娘の頑張りを認める母の言葉
絵を描くことに一生懸命なさくらを、「スマホで遊んでるだけの健太より、よっぽど建設的だと思うよ」「実際、金賞をもらってきたり、実力もついてきてるわけだし」と優しく励ます真央の言葉に、母の愛情が溢れています。不安そうな表情でママを見上げるさくらと、そんな娘の肩をそっと抱く真央の姿は、見ているこちらの胸も温かくなります。成績だけが全てではないと諭す真央の言葉は、子育てをする上で大切な視点を与えてくれます。
突然飛び出した娘の質問
これまで静かに話を聞いていたさくらが、意を決したように健太に質問します。「パパさ、わたしの成績の話をするけど…パパは小学4年生のとき、テストで何点だったの?」。真剣な表情で問いかけるさくらの言葉は、まるで小さな弁護士のようです。まさかの質問に、動揺を隠せない健太の反応との対比が面白いですね。
▽ 娘の突然の質問に、明らかに動揺を隠せない健太。強気な態度を取り繕おうとしますが、その言葉には説得力がありません。一方、真央はそんな夫の弱点を見抜き、何かいいアイデアを思いついたようです。来週末には義実家へ行く予定もあるようで……。果たして、真央はどんな「裏付け」を示すのでしょうか?