「わざとじゃないから許してね?」彼の元カノに結婚式を台無しにされた話【わざとだよ、わざと!】
奈緒子の結婚式当日、啓介の幼馴染くるみとその娘の結愛に、飛び入り参加されてしまいます。二次会までの束の間の休息。奈緒子は啓介にくるみが元カノであることを問い詰めます。10年以上前に付き合っていたこと、そして家族ぐるみで今も仲が良いことがわかりました。結婚式当日に飛び入り参加したのも、明らかにわざとのようで……?今回は「彼の元カノに結婚式を台無しにされた話」の中から結婚式のその後のエピソードをお届けします。
あらすじ
結婚式に飛び入り参加した挙句、奈緒子のドレスを汚し、新郎新婦の挨拶中に騒ぎ出した啓介の元カノ・くるみとその娘・結愛。二次会までの休憩中、奈緒子は啓介に、なぜくるみが式に現れたのかを問い詰めます。啓介は、くるみが10年以上前の元恋人であり、家族ぐるみで今も交流があると説明します。さらに、くるみの行動に悪意はなく、結愛が病み上がりでも無理して来てくれたのだと、彼女たちをかばうのです。
「子どもが多少トラブルを起こすのは仕方ない」と話す啓介の言葉に、奈緒子の怒りはついに頂点に達します。さらには、「子どもに対してそんな冷たい考えの持ち主だったの?」と責められ、奈緒子の感情は限界に。
彼の無神経さに耐えきれず、奈緒子は啓介に平手打ちを食らわせます。「ガッカリしたのはこっちのほうだよ」「何の日かわかってる……?」と涙ながらに訴える奈緒子。その声は、啓介に届くのでしょうか。
見どころ
元カノをかばう啓介
結婚式を台無しにされたにも関わらず、啓介は「今日だって結愛が病み上がりの中頑張って来てくれたんだ」「多少のトラブルは仕方ない」と、くるみと娘をかばいます。奈緒子の怒りや悲しみに全く寄り添おうとしない姿に、思わずあきれてしまいますね。
的外れなすれ違い
「奈緒子って子どもに対してそんな冷たい考えの持ち主だったの? 」と、啓介が的外れな持論を展開。むしろ自分がまるで子どもに寛容だ、みたいな態度は奈緒子の怒りをさらにあおっていきます。
感情の爆発
啓介の無神経な言動に限界を迎えた奈緒子が、「今日は私の結婚式だっての!」とビンタし、涙を流しながら怒りをぶつけます。これまで必死にこらえてきた悲しみ、怒り、失望が一気にあふれ出しました。
▽ 啓介は、くるみの行動に悪意はなかったと信じ、子どもの行動も仕方のないものだと受け止めています。しかし、今日という日は奈緒子にとって人生で一度きりの特別な日。そんな日を台無しにされてなお、共感の言葉ひとつもなく無神経な発言を繰り返す啓介に、奈緒子はついに声を荒げ、平手打ちをします。ふたりの関係は、この出来事を乗り越えられるのでしょうか。