「私、保育士じゃないんですけど…」公園で子供を放置してる親の話【親も一緒に成長しよう】
公園で出会った、少し変わった父子との交流。少し前までは、周りの大人たちを困らせることもあった大輝ですが、父親である翔太が真剣に向き合うことで、少しずつ良い方向へと変化が見え始めてきました。
今回は、親である恵美と翔太の心境の変化をご紹介いたします。
あらすじ
以前は、息子が公園で悪さをしても見て見ぬふりだった大輝の父親・翔太。しかし、最近では積極的に子育てに関わるようになり、この日も恵美や杏奈と一緒に和やかにおやつを交換していました。そんな中、翔太は恵美に、かつて大輝の世話を押し付けていたことへの後悔と、きちんと向き合ったことで息子が喜んでくれたことへの気づきを語ります。
それに対し、恵美は「大輝くんはパパのことが大好きだと思います」と伝え、二人の間には温かい空気が流れます。この一件で、子どもを育てているつもりでも、実際は親のほうが子どものおかげで成長できているのだ、と気付いた恵美でした。
見どころ
父親の心境の変化
「最初のころ、大輝の世話を任せっぱなしですみませんでした」 かつて、公園で子どもを一人で遊ばせておくような父親だった翔太が、自分の過去の行動を恥じ、素直に謝る姿は、彼の大きな成長を感じさせます。子育てに不器用ながらも、真摯に向き合おうとする彼の言葉には、胸を打たれますね。
親子の愛情表現
クッキーを父親に差し出し、満面の笑みで「大好き」と伝える大輝。そして、そんな息子の言葉に涙ぐみ、「パパも大輝のこと大好きだよ」と返す翔太。二人の間に溢れる愛情がストレートに伝わってくる感動的な場面です。
成長を実感する言葉
かつて、大輝のことを「迷惑な存在だと思い込んでいた」「自分がとても未熟だった」と振り返る恵美。子どもの成長を見守る中で、親自身もまた成長させられているという、普遍的な気づきに共感できそうです。
▽ 子どもたちの無邪気な笑顔と、それを見守る親たちの温かい眼差しが印象的です。子育ては大変なことも多いけれど、その中で得られる喜びや成長は何にも代えがたいものですよね。翔太と恵美の関係性の変化を通して、親も子も共に成長していくことの大切さを改めて感じます。