「私、保育士じゃないんですけど…」公園で子供を放置してる親の話【小さなきっかけ】

2025.04.20

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子育てをしていると、たまに非常識な親を見かけることってありませんか? 角が立たないように注意しても、相手にまったく響いていないとイラッとしてしまいますよね。今回は「公園で子供を放置してる親の話」の中から、スマホばかり見る父親が子どもと全力で遊ぶことになったきっかけをご紹介します。


あらすじ

主人公の佐藤恵美は、3歳になる娘・杏奈と一緒に毎日近所の公園に行って遊んでいる。来年から幼稚園に入園するため、丸一日一緒にいられる大切な時間をかみしめるかのように、親子の時間を過ごしていた。

杏奈と砂場で遊んでいたら、突然男の子がやってきて「それ貸して!」と言って、杏奈の使っているおもちゃを要求した。杏奈が使っているので、恵美は「ごめんね」「こっちの使う?」と聞いたが、「いらない!」「これがいい!」と杏奈のおもちゃを無理やり奪ってしまった。

ワガママな子どもにイラッとした恵美は、親を探した。すると、ベンチでスマホを見ている父親らしき人物を見つけ、状況を説明した恵美。男の子は大輝という名前で、杏奈と同じ3歳だった。しかし父親は「まだ3歳なんで……」と言い訳をし、大輝に軽く注意するだけ。そして、再びスマホを見始めてしまった。

大輝は杏奈が一生懸命集めたどんぐりにケチをつけ、全部捨ててしまった。杏奈は泣いてしまったが、またしても大輝の父親はスマホを見たまま知らんぷり……。

杏奈が一生懸命作った砂の山を、大輝が蹴って壊してしまった。恵美が「壊されたら悲しいよ」「ごめんなさいって言える?」と聞くと、大輝は「ママがいないからわからない!」と言って逃げてしまった。

久しぶりに公園に行った恵美と杏奈。いつものように大輝が遊んでいたが、滑り台をよじ登って危ない遊び方をしていた。恵美が「階段から降りようね」と注意すると、大輝は「ケガしたいもん!」と言って泣いたのだった……。

新しく公園メンバーに加わったのは、杏奈や大輝と同じ3歳の太一とその父親。太一の父親は人当たりがよく、子どもと一緒に遊んであげる理想的なパパだった。そこで恵美は「この親子を一緒に遊ばせたら、なにかが変わるかもしれない」と思いつく。

見どころ

「鬼ごっこをしましょう」

太一の父親は「鬼ごっこをしましょう!」と提案する。大輝の父親は困惑するも、一緒に鬼ごっこに参加した。

全力で遊んだ大輝の父親

久しぶりに全力で走ったという大輝の父親。戸惑いながらも、子どもと一緒に遊ぶ楽しさを少しは感じたようだ。

「ぼくすごくうれしかった」

帰り道、大輝は「パパ、今日いっぱい遊んでくれてありがとう!」「ぼくすごくうれしかった」と笑顔で伝えるのであった。

太一の父親がきっかけで、子どもと全力で遊ぶことができたようですね! 大輝はずっとパパに構ってほしかったのかもしれません。

2025.04.20

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Written by Googirl編集部

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