「私、保育士じゃないんですけど…」公園で子供を放置してる親の話【パパ同士の出会い】
子育てをしていると、たまに非常識な親を見かけることってありませんか? 角が立たないように注意しても、相手にまったく響いていないとイラッとしてしまいますよね。今回は「公園で子供を放置してる親の話」の中から、公園メンバーに新たな親子が加わった話をご紹介します。
あらすじ
主人公の佐藤恵美は、3歳になる娘・杏奈と一緒に毎日近所の公園に行って遊んでいる。来年から幼稚園に入園するため、丸一日一緒にいられる大切な時間をかみしめるかのように、親子の時間を過ごしていた。
杏奈と砂場で遊んでいたら、突然男の子がやってきて「それ貸して!」と言って、杏奈の使っているおもちゃを要求した。杏奈が使っているので、恵美は「ごめんね」「こっちの使う?」と聞いたが、「いらない!」「これがいい!」と杏奈のおもちゃを無理やり奪ってしまった。
ワガママな子どもにイラッとした恵美は、親を探した。すると、ベンチでスマホを見ている父親らしき人物を見つけ、状況を説明した恵美。男の子は大輝という名前で、杏奈と同じ3歳だった。しかし父親は「まだ3歳なんで……」と言い訳をし、大輝に軽く注意するだけ。そして、再びスマホを見始めてしまった。
大輝は杏奈が一生懸命集めたどんぐりにケチをつけ、全部捨ててしまった。杏奈は泣いてしまったが、またしても大輝の父親はスマホを見たまま知らんぷり……。
杏奈が一生懸命作った砂の山を、大輝が蹴って壊してしまった。恵美が「壊されたら悲しいよ」「ごめんなさいって言える?」と聞くと、大輝は「ママがいないからわからない!」と言って逃げてしまった。
見どころ
新メンバー登場
あるとき、公園メンバーに新しく親子が加わった。その人は育休中のパパで、杏奈と同じ3歳の息子・太一と一緒に遊びに来ていた。
「だからママとはあそべない」
ふと大輝のことが気になり、「弟か妹はいる?」と聞いた恵美。すると「いるよ!」「このまえうまれた!」「だからママとはあそべない」と答える大輝。恵美は、太一くんの家と似た状況なのかもしれないと察した。
一緒に遊ぶことを提案
太一のパパはとても感じがよくて、まさに理想の父親そのもの。恵美はなにかのきっかけになればと思い、大輝の父親に「一緒に遊びませんか?」と声をかけた。しかし大輝の父親は「遊びかたなんてわからないし……」と困惑する。
パパにもいろいろなタイプの人がいますよね。子どもと向き合えないパパは、もしかしたらどう接すればいいのかがわからないパターンが多いのかもしれません。