子どもの1か月健診で妻が号泣!? 産婦人科で撃退された夫の話【パパのままでいさせてくれ!】
赤ちゃんが生まれたばかりで、慣れない育児に奮闘するママにとって、一番の理解者であるはずの夫の協力が得られないというのは、心身ともに大きな負担となりますよね。今回は夫の健介さんは、育児はおろか家事にもまったく協力してくれません。限界を感じたひなたさんは、ついに1か月健診の場で涙を流してしまいます。
あらすじ
1か月健診の日、ひなたさんはお医者さんの優しい言葉に、溜め込んでいたつらさが溢れ出して号泣してしまいます。「子どもが生まれても、夫が何もしてくれなくて…正直、もう限界なんです!」と絞り出すように訴えるひなたさん。その姿を見た医師は、夫・健介さんに冷静ながらも厳しい言葉を投げかけます。
「旦那さん、今、奥さんを助けなかったら、一生後悔しますよ」「このままでは離婚につながる可能性もあります」。
医師の言葉に健介さんはようやく事の重大さに気づき、顔色を変えます。さらに、助産師さんの提案で、健介さんは急きょ、産後ママたちと一緒に沐浴練習に参加することに。そこで他のママたちがどれほど夫と協力して育児に取り組んでいるかを聞き、自分の置かれた立場をようやく理解するのです。
そして帰宅後、健介さんはひなたさんに心から謝罪し、これからは家事と育児にきちんと協力することを誓います。
見どころ
号泣する妻に医師が放った一言
限界を迎えたひなたさんが、健診の場で涙を堪えきれず号泣。「子どもが生まれても、夫が何もしてくれなくて…」という切実な訴えは、心にも痛みを与えます。必死に頑張ってきたひなたさんのSOSが、強く胸に響きます。
夫に突き刺さる医師の冷静な言葉
そんなひなたさんの状況を見て、お医者さんが健介さんに静かに、しかし核心を突く言葉をかけます。「今、奥さんを助けなかったら一生後悔しますよ」「離婚の可能性もあるんです」。優しい語り口ながらも、その一言ひとことには重みがあり、健介さんの意識を大きく揺さぶります。この場面こそが、彼の気づきのターニングポイントです。
初めての沐浴に戸惑う夫の姿
助産師さんの勧めで、沐浴の実技指導に参加することになった健介さん。人形を使ってぎこちなく練習する様子は、最初は少し滑稽にも見えますが、同時に「変わろう」とする彼の必死さも伝わってきます。助産師さんの「男性の方が手が大きくて沐浴には向いていますよ」という言葉に、ちょっと得意げな顔をする場面は、微笑ましくも希望を感じさせます。
▽ お医者さんの厳しい言葉と、初めての育児体験を通して、健介さんはようやく妻の苦労と自分の責任の重さに気づくことができました。ラストシーンでは、育児書を手に勉強したり、ひなたさんに教わりながら家事に取り組む健介さんの姿が描かれています。その様子からは、これから少しずつでも夫として、父として成長していこうとする前向きな姿勢が感じられます。改めて「夫婦間の協力」と「理解し合うことの大切さ」を教えられますね。