「夫と離婚したい妻」がハニートラップを仕掛けたら…思わぬ結果になった話【罪悪感】

結婚生活6年目を迎えた達也と麻美。ごく普通の夫婦に見える二人ですが、妻の麻美は夫への愛情を感じられず、離婚を考えています。そんな中、友人の萌子に夫へのハニートラップを依頼してしまいます。しかし、達也の思わぬ「愛してる」という言葉に、麻美の心は大きく揺れ動くのでした。今回は、そんな夫婦の話をご紹介します。

あらすじ

ハニートラップを仕掛けたものの、達也があっさりとそれを回避した上に「愛してる」と告白してきたことに、麻美は大きな衝撃を受けます。平静を装いながらも、達也の言葉の真意を測りかねていました。
そんな中、理央を迎えに行き帰宅すると、達也が夕食を作って待っていたのです。優しい夫の姿に、麻美は複雑な思いを抱えます。しかし、ドタバタな1日を終え、休もうとしたところで、達也の口から信じられない言葉が飛び出すのでした。

見どころ

優しい夫

リビングのキッチンで、料理をしながら麻美と理央を迎える達也。食卓には美味しそうなハンバーグが並び、理央は目を輝かせています。何気ない日常の風景ですが、達也の優しさがじんわりと伝わってきます。麻美にとって、この温かい光景は今、どのように映っているのでしょうか。

募る麻美の葛藤

友人の萌子と会っていたにもかかわらず、いつもと変わらず、特に何も言ってこない達也。その態度に達也の口から出た「愛してる」の言葉はその場しのぎだったのではと疑ってしまいます。

不穏な達也の言葉

「今日1日移動、大変だったでしょ？」。寝室で、体調を気遣う達也ですが、どこか核心をつくような言葉を投げかけます。少し不敵な笑みを浮かべる達也は、一体何を知っているのでしょうか。二人の間に張り詰めた空気が漂い始めます。

▽ 家に帰ると、温かい夕食が用意されていました。いつもと変わらない夫の優しさに触れ、麻美は自分のしたことを深く後悔します。しかし、そんな麻美の行動を、達也はまるで全て知っているかのような言葉を投げかけます。なぜ麻美の行動を知っているのでしょうか……？