「夫と離婚したい妻」がハニートラップを仕掛けたら…思わぬ結果になった話【お願い!】
結婚生活において、日々の小さなすれ違いは避けられないですよね。しかし、それが積み重なったとき、自分の気持ちに嘘をついたまま結婚生活を続けるべきなのか悩むこともあるでしょう。今回はそんな「夫と離婚したい妻がハニートラップを仕掛けたら、思わぬ結果になった話」から、友人にハニートラップをお願いしたエピソードをご紹介します。
あらすじ
結婚6年目の主人公・麻美は夫との生活に特別大きな不満があるわけじゃない。子どもは夫・達也に懐き、休日はみんなで過ごす姿はまさに理想の家族像だ。でも麻美は少なくとも1日に1回は「達也と離婚したい」と思ってしまう。家族としてはうまく回っている一方で、達也に恋愛感情を抱けなくなっていた。
そんな麻美は6年前、先輩と別れたばかりで傷心していたとき、友人だった達也に相談。そのまま一晩を共にしてしまう。そして友達以上恋人未満の関係を続けていた頃に妊娠が判明した……。
麻美の妊娠が発覚し、責任を取るためにすぐ結婚を申し出た達也。妊娠が発覚した当初は達也に感謝していた麻美だが、月日が経ち「達也のことは嫌いじゃないけれど、恋愛の好きではない」と考えはじめる。漠然とこのままでいいのかと考えていた麻美だが、夫が最近オシャレに気を使い始めたことに気づく。「もしかして浮気?」と疑いの気持ちが芽生えた一方で、「達也に浮気してもらえば後腐れなく別れられるじゃん!」と思いつく。
見どころ
「ウチの夫を誘惑してくれない?」
達也に浮気してもらえばいいと考えた麻美は、高校時代の友人・萌子に「ウチの夫を誘惑してくれない?」と頼む。
家族としては好きだけど…
予想外のお願いに驚く萌子は、もう達也のことが好きじゃないのか尋ねる。麻美は「あくまで家族としては好きだが、女として愛されないのは辛い」と答えた。
もし訴えられたら…
とはいえ萌子の立場からすると、本気で浮気に発展して訴えられるのは嫌なもの。しかし麻美は「そのときは夫に慰謝料請求して、萌子に半額渡す」と答える。この描写から麻美の強い意思が伺える。
たしかに夫の浮気が発覚したら、慰謝料請求して別れることはできるかもしれません。とはいえそんなにうまくいくとは思えないですし、そもそも夫婦の事情に友達を巻き込むのはよくないですよね。あらためて家族愛と夫婦仲はまた別物なのだと考えさせられるでしょう。