「養育費はしっかり毎月払ってね?」イクメン夫に離婚を告げられた妻の話【時が過ぎて…】
「子持ち」であることを差別されない人生を歩むため、念願の起業を果たした主人公・凜々花。しかし、その裏で育児と家事を夫に押し付け、ついに離婚を言い渡されてしまいます。話し合いで、つらい思いをしてきた浩太は、やっと自分の気持ちを凜々花に伝えることができました。離婚したいという浩太、やり直したいという凜々花。二人が選んだ道は、離婚、それとも再構築?
あらすじ
浩太から離婚を告げられ、ようやく自分の過ちを反省した凜々花は、仕事のやり方を変え、子どもの行事に参加できるようになりました。業務委託や自動化を進め、多くのママさんがリモートで働ける会社へと変革したことで、社員たちも働きやすくなったと感謝されます。
浩太と慎一と過ごす時間が増えたことで、凜々花は自分がどれだけ周りからどう見られるかを気にし、何者かでいなければならないと思っていたことに気づきます。ただ自分で自分を認めてあげればよかったのだと悟った凜々花。
小学校の授業参観に浩太と二人で参加し、嬉しそうな慎一の姿を見て、これからは自分と同じくらい家族も大切にしていくと決意。それぞれが自分を大切にできる人生を歩むために、浩太と慎一、そして凜々花は、共に歩んでいくのでした。
見どころ
新しい仕事のスタイル
浩太と離婚の危機に直面したことで、凜々花は自身の仕事のやり方を見つめ直します。業務委託や自動化を進め、多くのママさんがリモートで働ける会社へと変革したことで、仕事と家庭の両立を理想的な形で実現し始めたのでした。
「何者かでいなきゃいけない」という呪縛
浩太と慎一と過ごす時間が増えたことで、凜々花が「自分がどれだけ周りからどう見られてるのかを気にしていた」「何者かでいなきゃいけない気がした」と、長年抱えていたコンプレックスと向き合えるようになりました。完璧なキャリアウーマンでいなければという呪縛から解き放たれ、彼女が本当の意味で自分自身を大切にできるようになったのです。
新たな家族の形
授業参観に浩太と凜々花が一緒に参加し、嬉しそうな慎一の姿を見て、「これからは自分と同じくらい家族も大切にしていく」と決意する凜々花。過去の過ちを乗り越え、より強く、幸せな未来へと歩み始める家族の姿が描かれています。
▽ 授業参観に参加する凜々花と浩太に、慎一はとても嬉しそうですね。間違えることもあるけれど、そのたびに一緒にやり直していく。そんな家族の形を二人は選び、これからも生きていくようです。