「養育費はしっかり毎月払ってね?」イクメン夫に離婚を告げられた妻の話【これがきっと最後のチャンス】
「子持ち」であることを差別されない人生を歩むため、念願の起業を果たした主人公・凜々花。しかし、その裏で育児と家事を夫に押し付け、ついに離婚を言い渡されてしまいます。自分の過ちを反省した凜々花は、夫に長年抱えていたコンプレックスを告白しました。そんな凜々花の告白に、夫は驚きを隠せない様子ですが、今まで家事も育児も押し付けてきた妻を、彼は許すことができるのでしょうか?
あらすじ
離婚を突きつけられ、ようやく自分の態度を反省した凜々花は、浩太に許しを請います。浩太は冷めた態度を取りつつも、凜々花に体調を崩している息子・慎一のそばにいてあげるよう促します。熱で苦しむ慎一を看病しながら、凜々花はこれまで自分がどれだけ慎一に向き合ってこなかったかを痛感します。
慎一が「ママ、仕事行かないの?」と聞くと、凜々花は「慎一のそばにいるよ」と答え、二人は寄り添い眠ってしまいます。目覚めると、浩太は慎一とうどんを食べており、凛々花が眠ってしまっていたことにも怒っていません。そしてその夜、浩太は凛々花に対し、彼女の「すごいと思うよ」という気持ちを打ち明け、彼女への想いを語り始めるのでした。
見どころ
梨々花の必死な謝罪
「ごめんなさい…私変わるから…お願い…」と涙ながらに許しを請う凜々花に対し、まだ浩太はどこか割り切れない様子。しかし慎一の看病を凜々花に任せることで、彼女が母親としての役割に向き合うきっかけを与えようとしているようにも読み取れます。
凜々花の気づきと後悔
熱で苦しむ慎一を看病しながら、凜々花が「こんな風に看病してあげたこと、何回あった……?」と、彼女がこれまでどれほど育児に向き合ってこなかったかを痛感しているよう。
浩太の意外な告白
その夜、「あのさ…凜々花ってすごいと思うよ。俺はそんな凜々花が好きで、うらやましかったんだよね」と、これまでとは違う穏やかな口調で、凜々花への本心を語り始める浩太。絶望的な状況から、この話し合いは、二人の関係にとって「これが最後のチャンス」となりそうです。
▽ 体調の悪い慎一の看病をする凜々花は、いかに自分が慎一と浩太に向き合っていなかったかを思い知ります。目覚めると浩太は、さっきまでとは違う様子で、凜々花への想いを語り始めました。仕事に邁進してきた梨々花が、家族との絆を見つめ直し、浩太もまた彼女への深い理解と愛情を語り始めた今、二人の関係には修復の光が見え始めています。これが、彼らにとって最後のやり直しのチャンスとなるのでしょうか。