「養育費はしっかり毎月払ってね?」イクメン夫に離婚を告げられた妻の話【どうしよう…!】
仕事に打ち込む女性の姿は輝かしいものですが、それが家庭とのバランスを崩してしまうと、大切なものを失うことにもなりかねません。特に、夫の献身的なサポートを当然だと思い込み、感謝を忘れてしまうと、関係に亀裂が入ってしまうこともあります。
今回は、夫から離婚を突きつけられ、ようやく自分の過ちに気づき始める女性の、「『養育費はしっかり毎月払ってね?』イクメン夫に離婚を告げられた妻の話」をご紹介します。
あらすじ
夫・浩太から離婚を突きつけられ、呆然とする凜々花。翌朝、息子の慎一に「ママ嘘つき」と非難され、約束を破ったことを謝罪しますが、慎一はなかなか機嫌を直しません。母親として機嫌を取ろうと、休日に遊びに行く約束をしますが、多忙な凜々花のスケジュールは1ヶ月先まで埋まっており、慎一をがっかりさせてしまいます。
浩太と慎一が保育園へ向かった後、一人になった凜々花は、浩太の離婚の意思が本気であることを痛感します。自分の何が悪かったのか思い悩む中、母親に連絡を取り、浩太への不満をぶつけますが、母親から突きつけられたのは、浩太と全く同じ言葉でした。
見どころ
離婚の現実と自己弁護
浩太と慎一が家を出て行った後、一人になった凜々花は、ようやく浩太の離婚の意思が本気であることを痛感します。「そんな離婚っていうほど⁉」と、自分の非を認めつつも、どこか自己弁護をしてしまう凜々花の姿は、現実を受け入れきれない彼女の心情を表しています。この時まで、凜々花は浩太の献身を当然のことだと思い込んでいたのです。
歪んだ「男女平等」の解釈
凜々花は、「世のパパだってこんなもんでしょ?それがママに変わるってだけでこんな風に言われるなんて…納得いかない」と、自分の中で歪んだ「男女平等」の解釈を展開します。さらに、「浩太も結局、女は子どもができたら働くな、家にいろっていう思考だったんだ」と、自分の都合の良いように浩太の心を決めつけるのでした。
母からの厳しい意見
自身の不満を聞いてもらった母親から、凜々花は予想外の言葉を投げかけられます。仕事が忙しいという言い訳や、子育ては浩太の方が向いているという押し付けが、いかに家族を傷つけてきたか、凜々花がようやく直視するきっかけとなるのでしょうか。
▽ 久しぶりに会った母親から言われたことは、浩太と全く同じでしたね。浩太の方が向いているから、仕事が忙しいからと、今まで子育てを押し付けていた凜々花は、この厳しい現実に何を思うのでしょうか。