「養育費はしっかり毎月払ってね?」イクメン夫に離婚を告げられた妻の話【誰のため?】

2025.06.01

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仕事と子育ての両立は、多くの女性にとって大きな課題ですよね。しかし、もし夫が「イクメン」として家事や育児を完璧にこなしてくれても、それが当たり前になってしまい、感謝の気持ちを忘れてしまったらどうなるでしょうか。
今回は、夫の献身的なサポートを当然だと思い込み、自分のキャリアを優先してきた女性が、ついに夫から離婚を突きつけられる、「『養育費はしっかり毎月払ってね?』イクメン夫に離婚を告げられた妻の話」をご紹介します。


あらすじ

独立を成功させ、キャリアウーマンとして邁進する凜々花は、夫・浩太に家事も育児も任せきりでした。息子・慎一の5歳の誕生日パーティーよりも接待を優先した凜々花に、浩太はついに離婚を突きつけます。凜々花は、子どもには母親が必要だとか、シングルファザーは世間体が悪い、世帯収入が下がるといった理由を並べ、離婚に納得できないと反論します。
しかし浩太は、自分がどれだけ家庭を優先してきたか、そして凜々花がそれを当然だと思ってきたことに疲れたと告げます。浩太の言葉に、凜々花は、自分が家族のためではなく、自分のためにキャリアを築いてきたのではないかと気づき始めます。

見どころ

凜々花の身勝手な主張と浩太の反論

離婚を突きつけられた凜々花は、子どもには母親が必要だ、シングルファザーは世間体が悪い、世帯収入が下がるなど、もっともらしい理由を並べて離婚を拒否します。
しかし、それらはすべて自分の都合の良い言い訳に過ぎません。それに対し、浩太は「僕に家事も育児も丸投げしてなんとも思ってなかったでしょ」と、凜々花の身勝手な態度を淡々と指摘します。この対比は、凜々花がいかに家庭を顧みず、浩太の献身を当然視してきたかを浮き彫りにしています。

浩太の心の叫びと疲弊

浩太は「親だからそうしないといけないことはわかってる。でもね。自分はなにもしないのに全部僕がやって当たり前みたいな君に疲れたんだよ」と、これまでの心の疲弊を吐露します。彼の言葉からは、家事や育児を「イクメン」としてこなしてきた裏で、誰にも理解されず、感謝もされない孤独な戦いがあったことが伝わってきます。凜々花のキャリアを応援しながらも、自分ばかりが犠牲になっている現状に限界を感じていた浩太の悲しみが、胸を打ちます。

凜々花の自己中心的だった未来像

浩太に「君が描く未来に僕と慎一は本当にいる?」と問われた凜々花は、一瞬言葉に詰まります。そして、心の中で「慎一と浩太のためじゃなくて…これって私のため?」と自問自答し、自分のキャリアを優先するあまり、家族が置き去りになっていたことに気づき始めます。周りから認められる「キャリアウーマンの自分」だけが映る彼女の心象風景は、凜々花がいかに自己中心的で、家族の存在を軽視していたかを明確に示しています。

▽ いつも浩太に家庭を優先させてきた凜々花。子どものためとはいえ、浩太が仕事で折り合いをつけることが当たり前と思われたくはないですよね。そこにはきっと感謝が必要だったはずです。凜々花は、浩太の悲しい表情を見て、やっと自分の行動の最低さに気づいたようです。彼女はこれから、自分の過ちとどう向き合っていくのでしょうか。

2025.06.01

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Written by Googirl編集部

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