「絶対に許さない…」亡き姉をゴミのように捨てた元カレに復讐した話【なんだか既視感があるわね】

もし、あなたの大切な家族が酷い扱いを受け、命を落としてしまったとしたら…そして、その原因が、過去の恋人による身勝手な仕打ちだったとしたら、あなたはその相手を許せますか？　今回は、姉を事故で亡くした美咲が、姉の元カレ・大輔への壮絶な復讐を決意する話の中から義実家に挨拶をしにいったときの話をご紹介いたします。

あらすじ

亡き姉への復讐のため、大輔と交際中の美咲は、彼の実家へ向かいます。緊張しつつも、大輔は「俺の自慢の彼女」だと紹介し、母親も美咲に好感を持ち、楽しい時間を過ごします。しかし、帰り際、大輔の母親が「なんだか美咲さん、初めて会った気がしないっていうか、既視感があるのよね」と口にし、美咲は内心ギクッとします。
そこで大輔が、美咲が「えなにゃちゃん」（学生時代に好きだった女優）に似ているからだと取り繕い、その内面を知ってもっと好きになったと惚気ます。
大輔の母親も納得し、美咲はホッと安堵。しかし、姉のブログで、大輔の母親が以前姉たちの家を訪れたことがあったと知っていた美咲は、大輔がそのことを全く思い出していないことに、改めて憎しみと軽蔑を覚えるのでした。そして数週間後、大輔からプロポーズを受けます。

見どころ

大輔の母親の「既視感」

美咲が大輔の母親に好感を持たれ、楽しい時間を過ごした帰り際、母親が「なんだか美咲さん、初めて会った気がしないっていうか、既視感があるのよね」と口にしました。美咲は内心「ギクッ」としましたが、彼女の正体がバレることはなかったようです。

大輔の無神経な「惚気」と美咲の憎悪

大輔の母親の「既視感」発言に対し、大輔は、学生時代に好きだった女優に美咲が似ているという理由で惚気ました。母親もそれに納得し、和やかな空気になる一方で、美咲は内心、姉のことを完全に忘れ去っている大輔への憎しみと軽蔑を募らせます。

美咲へのプロポーズ

大輔の実家訪問を無事に終え、数週間後、大輔が美咲に指輪の箱を差し出し、「俺と結婚してほしい…！」とプロポーズ！　大輔にとっては幸せいっぱいのプロポーズである一方で、美咲にとっては憎き相手を完全に手中に収めるための重要なステップです。

▽ 大輔の母のほうが、美咲をよく見ているようですね。バレなくてなによりでした。そしてついに大輔からプロポーズが……!?　いよいよ彼女の復讐計画は最終段階へと突入します。