「絶対に許さない…」亡き姉をゴミのように捨てた元カレに復讐した話【偽りのラブラブな時間】
大切な人が、たった一人の男の身勝手で心を壊され、命を絶ったとしたら――。残された者は、その怒りと悲しみをどう抱えて生きていけばいいのでしょうか。姉の愛美を事故で亡くした美咲は、愛美が元カレから酷い仕打ちをされていたのを知ってしまいます。
復讐を決意した美咲は情報を集め、元カレ・大輔の好みの女性の外見になり、大輔に近付きます。本日は美咲が仕組んだ大輔への復讐劇の話の中から偽りのラブラブな時間の話の見どころをご紹介します。
あらすじ
姉の元カレである大輔への復讐を誓った美咲は、大輔の好みの女性へと変貌し、ついに彼の彼女になります。美咲の思惑通り、大輔は美咲にぞっこんで、以前姉にしていたようなひどい扱いは一切しません。テーマパークでのデートでは、美咲の体調を気遣い、お揃いのカチューシャを楽しむなど、絵に描いたようなラブラブぶりを見せつけます。
大輔の家にも泊まるようになった美咲。何回目かの宿泊の夜、大輔は美咲への欲求を露わにしますが、美咲は彼と触れ合った後も決してメイクを落とそうとしません。「大輔くんの前では綺麗でいたい」という美咲の言葉を、大輔は彼女が自分に惚れているがゆえだと思い込み、幸せに浸るのでした。
見どころ
大輔の「ぞっこん」ぶり
テーマパークでのデート中、大輔が美咲に頻繁に声をかけ、疲れていないか、休憩するか、飲み物を買ってくるかと気遣う様子が描かれています。美咲はそんな大輔の「激甘」な態度を冷静に観察しており、彼の態度が姉にしたようなものとは全く違うことを確認しています。
大輔の家での変化
大輔が美咲のために部屋を綺麗に掃除しているよう。以前、姉の愛美と同棲していた頃の部屋とは異なり、美咲を迎え入れるために努力している大輔の姿は、彼が美咲に本気で惚れている証拠です。
決してメイクを落とさない美咲
大輔と過ごした夜、美咲は絶対にメイクを落としませんでした。大輔が「リラックスできないんじゃない?」「気にしなくていいんだよ」と気遣うにもかかわらず、美咲は「大輔くんの前では綺麗でいたいんだ」と答えます。大輔はこの言葉を美咲が自分に惚れている証拠だと信じますが、美咲の真意は全く別のところにあります。
▽ 大輔は美咲にぞっこん状態ですが、美咲は決して気を許していません。美咲は大輔を完全に手中に収め、復讐への階段を着実に上っているようです。果たして美咲は、亡き姉のためにどのような復讐を果たすのでしょうか。