「あの男はやめとけ」亡くなった夫のおかげで、不倫しなくて済んだ話【異変を感じた電話の話】

大切な人を突然失う悲しみは計り知れないもの。それでも人は徐々に前を向こうとするものです。でも中にはそんな弱みにつけ込み、利用しようとしてくる悪い人もいます。今回は「亡くなった夫のおかげで、不倫しなくて済んだ話」から、昴の電話の内容に異変を感じた哲也の話をご紹介します。
あらすじ

営業マンの哲也は、外回り中に交通事故に遭い、突然この世を去ってしまう。気がつくと、自分の葬儀会場に立ち尽くし、泣き崩れる妻・夕実の姿を目の当たりにする。自分が亡くなったことを理解しつつも、霊となった哲也は妻を見守り続けることを決意する。

夕実は哲也の死後、深い悲しみに暮れ、日常生活もままならない状態に陥る。そんな中、哲也が生前に残していた多額の保険金の存在を知るが、彼女はそれを使う気になれずにいた。

ある日、思い出のバーを訪れた夕実は、同じく配偶者を亡くした経験を持つ男性・昂と出会う。共通の境遇から意気投合した二人は、次第に親しくなっていく。

その後、昴から告白されて付き合うことになった2人。哲也は「これでよかったんだ」と見守ることしかできなかった。

昴に、哲也が残してくれた生命保険の話をした夕実。すると昴は「残したんじゃなくてくれたんだ」「あなたが幸せに生きられるようにって」と夕実を励ます。

具合の悪そうな様子を見せる昴。夕実は気にかけるも、無理をしているのが伝わるため、ますます心配になってしまう。

昴に、多額の借金があることを打ち明けられた夕実。弱った昴を見て、夕実は「私が借金を払う」と伝えた。
見どころ
昴のためなら

昴と一緒にいることが、夕実の幸せだとわかった哲也。哲也は「昴のためならお金を使ってくれてもいい」と思い見守るものの、涙が溢れてくるのであった。
昴を支える夕実

申し訳なさそうにする昴に対し「前を向いて生きていければそれでいい」と伝える夕実。
仕事っぽくない電話の内容

昴に電話がかかってきて、様子を見ていた哲也。すると「今日は早く帰れると思うから」「君を悲しませる嘘はつかないよ」と話す昴に、哲也は違和感を覚える……。
借金の肩代わりなんて、あやしい匂いしかしないですよね……。いくら好きでもお金の貸し借りはするべきではありません。