「イケメン女子」VS「男ウケ抜群」な嫌味店長が最高だった話【羨望】
大渋滞に巻き込まれ、開店時間に間に合わない絶体絶命のピンチに陥った桜子と紗香。そんな桜子のピンチに颯爽と現れた風仁雷仁兄弟!本当にカッコイイですね。今回は、そんな兄弟の絆と、彼らを心から信頼する桜子の姿を見た紗香の複雑な感情が描かれる話をご紹介いたします。
あらすじ
桜子の電話により駆けつけた風仁と雷仁は大量のパンをバイクに積み込み、店へ急ぎます。桜子はホッとした笑顔で二人に感謝を伝え、風仁のバイクに乗り込むのでした。
彼らが「尊敬するお兄さん」だと知った紗香は、桜子の兄への信頼に満ちた言葉を思い返します。桜子にとって兄たちがどれほど頼もしい存在であるかを悟った紗香は、自嘲気味に笑い、自分も桜子のように強い人間だったら、そんな存在を見つけられたのかと過去を後悔するのでした。
見どころ
兄への絶対的な信頼
大量のパンをバイクに積み込み、渋滞の中を走り出す雷仁と風仁の姿を見て、桜子はホッとした笑顔になります。「雷にぃ、風にぃ、ありがとう!あとはよろしくお願いします」という言葉からは、彼女が二人を心から信頼し、全幅の安心感を抱いていることが伝わってきます。
紗香の「憧れ」
バイクで去っていく桜子と風仁の背中を、しばらくの間見つめていた紗香。桜子がかつて語った「人間関係にメリットなんて求めたことはありません」「尊敬する兄達に顔向けできませんから」という言葉を思い出し、雷仁と風仁が「確かに、すごく素敵なお兄さん達だったもんね」と、心から感嘆します。
自己嫌悪
桜子とその兄たちの関係を目の当たりにし、自分と比較する紗香。「私、性格悪いもん」「他人なんて絶対に信用しなかったし、自分以外の人間なんて大嫌いだった」と、過去の自分を赤裸々に語り、その目には涙が滲んでいます。
▽ 風仁雷仁を心から信頼している桜子を見て、羨ましいと思いつつ、自分にはそんな人がいなかったと思う紗香。過去を後悔してはいますが、人との出会いは自分が作っていくものです。これから行動や言動を改めて変わってくれるといいですね。