「イケメン女子」VS「男ウケ抜群」な嫌味店長が最高だった話【初めての感情】
発注ミスを犯しながらも開き直った言動をとる店長・紗香を、桜子が厳しく叱責しました。しかし、そんな中でも二人は協力してピンチを乗り切ろうとします。今回は、予期せぬ言葉によって紗香の心に新たな感情が芽生える話をご紹介いたします。
あらすじ
紗香の発注ミスにより、大口のBLTサンド用のパンが届かない緊急事態に、桜子と紗香は直接「木村ベーカリー」へ。パン屋の男性スタッフは快く対応し、紗香を「妥協せずにここまでパンを取りに来るなんて、お客さんに誠実だ」「尊敬する」と褒め称えます。
しかし代替用のコンビニのパンで良いと言っていた手前、予期せぬ言葉に紗香は顔を真っ赤に。車中、紗香はその褒め言葉が桜子に向けられるべきだと自己嫌悪に陥ります。しかし、桜子はそんな紗香の様子には気づかず、前方の渋滞を見て「これはまずいな」とつぶやくのでした。
見どころ
パン屋の男性スタッフの温かい言葉
突然の訪問にもかかわらず、快くパンを売ってくれた木村ベーカリーの男性スタッフ。彼は、ブルームーンがわざわざ自分たちのパンを取りに来てくれたことに喜びを感じ、「お客さんに対して誠実だ」「同じ客商売をする人間として尊敬する」と紗香を褒め称えます。
紗香の自己嫌悪と気づき
車中で、パン屋の男性スタッフの言葉を思い出す紗香。その褒め言葉が、本来は「うちのサンドは木村ベーカリーさんのパンで作るからファンがいる」と主張した桜子に向けられるべきものだと気づきます。そして、「今日、生まれて初めて自分で自分が恥ずかしいと思ったわ」と、これまでの自分の態度を深く反省するのでした。
時間の緊迫
自己嫌悪に陥る紗香の隣で、桜子は渋滞に気づきます。「これはまずいな」という桜子のつぶやきは、事態が依然として深刻であるよう。はたして無事に開店までに間に合うのでしょうか……?
▽ 予期せず褒められてしまった紗香。その誉め言葉は、本来全部桜子に向けられるものだと思うと、恥ずかしさで居たたまれないようです。