「イケメン女子」VS「男ウケ抜群」な嫌味店長が最高だった話【大ピンチ】
仕事中に転職エージェントから思わぬ連絡を受け、すっかり舞い上がってしまった紗香。そのせいで大切なパンの発注を忘れてしまったようですが……。今回は、紗香の致命的なミスから始まる絶体絶命のピンチと、それに立ち向かう「イケメン女子」桜子の活躍が描かれる話をお届けします。
あらすじ
寝坊をしてしまった桜子がブルームーンに駆け込むと、涼音と野口が深刻な表情で納品された商品を確認していました。植村事務所に注文されたBLTサンド用のパンが届いていないというのです。事務所から出てきた真っ青な顔の紗香は、発注ミスを認めるしかありませんでした。状況を打開するため、紗香はコンビニの食パンで代用しようと指示しますが、桜子は「それはブルームーンのサンドじゃなくなる」「お客さんへの裏切りだ」と強く反論します。しかし紗香は「今は緊急事態だ」「コンビニのパンを使ってもわかる人はいない」と取り合いません。そんな紗香に対し、桜子は冷たく「だからあなたは、ダメなんだ」と言い放つのでした。
見どころ
紗香の致命的な発注ミス
出勤早々、納品トラブルに直面した桜子たち。そして、事務所から出てきた紗香の口から明かされたのは、サンド用のパンを発注し忘れたという致命的なミスでした。真っ青な顔で震える紗香の姿は、彼女がこのミスにどれほど動揺しているかを示しています。この発注ミスが、話を大きく動かす引き金となります。
桜子のプロ意識とブランドへのこだわり
紗香がコンビニの食パンで代用しようとするのを遮り、「ブルームーンのサンドは木村ベーカリーさんのパンで作るからファンがいる」「コンビニのパンを使えばそれはお客さんに対する裏切りです!」と強く主張する桜子。その強い視線と言葉からは、ブルームーンというブランド、そして商品に対する彼女の揺るぎないプロ意識とこだわりが伝わってきます。この桜子の熱意が、紗香との決定的な対立を生み出します。
桜子の痛烈な一言
「パンがザキヤマだろうが木村ベーカリーだろうがわかる人いない」と開き直る紗香に対し、桜子は冷たく、突き放すように「だからあなたは、ダメなんだ」と言い放ちます。この一言は、紗香の商品や顧客に対する意識の低さ、そして店長としての資質を厳しく断罪するものです。紗香の心に深く突き刺さるこの言葉が、彼女の意識を変えるきっかけとなるのでしょうか。
▽ 転職活動で舞い上がってしまい、パンの発注を忘れるという痛恨のミスを犯した紗香。コンビニのパンで代用しようとする彼女に対し、桜子はブランドへの誇りとお客さんへの誠意を訴え、真っ向から反論します。そして「だからあなたは、ダメなんだ」という桜子の言葉は、まさに紗香の心をえぐる一撃でした。絶体絶命のピンチの中、二人の衝突は激しさを増しますが、このピンチを乗り越え、ブルームーンは無事に開店できるのでしょうか。