「イケメン女子」VS「男ウケ抜群」な嫌味店長が最高だった話【左遷の理由】
職場の頼りになる先輩が、いつしか心の支えとなり、恋心を抱いてしまうことは、決して珍しいことではありません。しかし、もしその相手が既婚者で、そしてその関係が公になってしまったら、一体どのような悲劇が待ち受けているのでしょうか。
今回は、「『イケメン女子』VS『男ウケ抜群』な嫌味店長が最高だった話」の中から、左遷の理由をご紹介します。
あらすじ
周囲の敵意に苦しむ紗香にとって、営業1課のエースである八神は、優しくて頼りになる心の支えでした。やがて、尊敬の気持ちは愛情へと変わり、二人は不倫関係に陥ります。
紗香は八神の妻に対し申し訳ない気持ちはありましたが、離婚を望んでいたわけではなく、罪悪感もそれほどありませんでした。しかし、ある日、八神の妻・香奈が不倫の証拠写真を持って会社に乗り込み、オフィスで大騒ぎします。
不倫が公になったことで、上司から責任を追及された八神は、保身のために「誘って来たのは須藤の方です!」「須藤は枕営業するような女ですから」と、紗香に全ての責任を押し付け、裏切ります。その結果、紗香はキャリアを全て失い、ブルームーン銀座店の店長として左遷されることになってしまうのでした。
見どころ
会社での修羅場と不倫の露呈
八神の妻・香奈が、不倫の証拠写真を持って会社に乗り込んできてしまいました。どうやら八神のラインをみた妻が探偵を雇っていたようですが……言い逃れはできませんね。
八神の自己保身と紗香の絶望
上司から責任を追及された八神は、なんと「誘って来たのは須藤の方です!」と、紗香に全ての責任を押し付け、嘘を並べ立てます。これまで紗香の「心の支え」であった八神の、あまりにも情けない裏切りでした。こうして紗香は左遷されて、現在のブルームーンに来たようです。
▽ 八神の妻が会社に乗り込んできたことで、紗香のキャリアはあっけなく終わってしまいましたね。不倫はもちろん許される行為ではありませんが、八神のあまりにも最低な自己保身の態度には呆れてしまいます。