「イケメン女子」VS「男ウケ抜群」な嫌味店長が最高だった話【紗香の過去】
イケメン女子・桜子が働くカフェ・ブルームーン。そんなカフェに店長としてやってきた紗香は社内不倫が原因でここに左遷されたようです。そんな噂が店内にも広がり、紗香は店をやめようと考えていたのでした。今回は「嫌味店長が最高だった話」の中から、閉店後の桜子と紗香のやりとりをご紹介します。
あらすじ
不倫の噂が社内に広まり、ブルームーンでの立場が危うくなった店長・紗香。そんな中、主人公の桜子は、閉店作業を終え、カウント表を持って紗香のいる事務所へ向かいます。
しかし、そこで桜子が目にしたのは、会社のパソコンで熱心に転職活動をする紗香の姿でした。注意する桜子に対し、紗香は開き直った態度を取り、「どうせ辞める」と言い放ちます。さらに、自身の不倫による左遷という噂をあっさりと認めました。
紗香の言葉に驚きつつも、桜子は動揺することなく、「逃げるみたいに辞めるんですか?」と紗香に問いかけます。さらに「店長に何があったのか、店長本人から聞きたいんです」と、桜子は紗香に真実を語ってほしいと強く訴えるのでした。そんな桜子の説得に根負けし、紗香は過去の出来事を話し始めます。
見どころ
転職活動
会社のパソコンで堂々と転職活動をする店長・紗香。そんな紗香に、主人公の桜子は呆れながらも注意をしますが、紗香は聞く耳を持たず、自暴自棄になっている様子。
不倫の事実
不倫していたことをあっさり認めた紗香に少し驚くも、きちんと本人から話が聞きたいと誠実な態度で向き合う桜子でした。
「可愛い」という言葉の裏側
店長の過去を知ることによって、紗香が「可愛い」と言われることを嫌う理由にも繋がると言います。一体、紗香の過去には何があったのでしょうか?
▽ 会社を辞めるという紗香に、彼女自身の口から真実を聞きたいと願う桜子。これまで反発し合ってきた二人の間に、初めてと言えるほどの静かで真剣な時間が流れます。桜子のまっすぐな想いは、果たして紗香の心を動かすことができるのでしょうか。