「イケメン女子」VS「男ウケ抜群」な嫌味店長が最高だった話【兄たちのアドバイス】
思わず見惚れてしまう「イケメン女子」。外見だけではなく中身もイケメンで、周りに愛される存在……。今回は「『イケメン女子』VS『男ウケ抜群』な嫌味店長が最高だった話」の中から、兄たちのアドバイスをご紹介します。
あらすじ
大学生の主人公・桜子は、誰もが認める「イケメン女子」。バイトとして働くカフェでは桜子見たさに、大勢の女性客が押しかけ、連日大盛況。しかも気が利き性格も良い桜子は、カフェでバイトリーダーを任されていた。
しかし、バイト先の店長が若い女性に変わってからというのものの、それまで穏やかだった職場の雰囲気が一変する。新しい店長・紗香はスタッフだけでなく、客にも偉そうな態度。桜子はこの店長にスタッフの不満を伝えるが、まったく聞いてもらえず……。
店長という立場を利用して、スタッフに上から目線な言動をする紗香。ついに「生産性のない人間ばかりね」と最悪の一言を発してしまったことで、スタッフの怒りは限界に達してしまう。
紗香の発言がきっかけで、スタッフ2名が辞めることになってしまったため、店は大忙し。ある日の閉店後、酔っ払い客が来店。すると、酔っ払い客が紗香に抱きついてきた……!
すると桜子が果敢に酔っ払い客に立ち向かい、撃退した。
桜子の活躍により、酔っ払い客を撃退することができた。その後、紗香と桜子が2人で話しているときに、容姿を褒められた紗香が突然「それって枕営業してそうな女ってこと!?」と感情的になってしまう。
実は紗香は、本社の営業部のエースとして活躍していた。そんな紗香が「キャリアを目指す女性にとってかわいい見た目なんて邪魔なだけ」「この見た目のせいでどれだけ嫌な思いをしたか」と、なにやら過去のトラウマを匂わせる。
見どころ
桜子の話を真剣に聞く兄たち
桜子が帰宅すると2人の兄が夜ごはんを作っていた。桜子に元気がないことに気づき、話を聞いてくれる兄たち。兄たちは「きっとなにかすごく辛いことがあったんだろうな」「かわいいって言葉がトラウマになるくらいにさ」と、紗香の心情を察した。
兄たちのアドバイス
桜子は紗香とどう接すればいいか悩んでいたが、兄たちは「無理やり聞き出す必要はない」「待つのもやさしさってやつだ」「店長が話を聞いてほしいと思ったときに、目の前に立っている人間でいてやれよ」とアドバイスをくれた。
「2人みたいになりたい」
普段はガサツな兄たちだが、桜子が真剣に悩んでいるときは話を聞いてくれる。そんな強くもありやさしくもある兄たちに、桜子は感謝をし「2人みたいになりたい」と思うのであった。
お兄ちゃんたちのアドバイスは、桜子に響いたようです。強い心を持ったやさしい人になりたいですね。